「柿」の意味
果物の一種
小説での「柿」の使い方
...「……これは俺の柿や言うて、自分一人(ひとり)のもんと勝手にきめたかて、柿の方では、そんなこと知りよれへん...
宇野浩二 「「鱧の皮 他五篇」解説」
...また一面において柿丘の病状は第三期に近く右肺の第一葉をすっかり蝕(むしば)まれ...
海野十三 「振動魔」
...柿丘が、あの病気に罹(かか)ってその儘(まま)呼吸(いき)をひきとってしまったら、彼の競争者は、たちまち飢(う)えたる虎狼(ころう)のごとくに飛びかかって、柿丘の地位も財産ものこらず平(たいら)げてしまい、その上に不名誉な背任(はいにん)のかずかずまで、有ること無いことを彼の屍(しかばね)の上に積みかさねたことだったろう...
海野十三 「振動魔」
...柿の木は約束どほりに真紅な実を鈴なりにならせるやうなことも偶にはあつたが...
薄田泣菫 「独楽園」
...何十年このかたおじいさんはこの柿をたべなんだ年は一年もないんだぞ...
壺井栄 「柿の木のある家」
...その中で柿の木だけが元気よく...
壺井栄 「柿の木のある家」
...柿は植えるものだそうです...
壺井栄 「柿の木のある家」
...渋柿)*脚(あし)を切断してしまった人が...
寺田寅彦 「柿の種」
...柿沼の許に脱ぎ捨てられていた...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...がんりき」「柿の木金助ですって...
中里介山 「大菩薩峠」
...前の家の柿(かき)の木と...
夏目漱石 「三四郎」
...柿の葉がくるくると舞つてゐる窓の外へ上半身を乗り出してゐた...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...時々林檎(りんご)や柿を寄越(よこ)してくれたが...
水上滝太郎 「果樹」
...乾柿を意味する処の方が多い...
柳田國男 「食料名彙」
...熟柿(じゅくし)などよりもかえって薯(いも)を好んで食う...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...森の中から猿の大群が柿を盗みに来た...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...柿崎さんはどういうことをさぐれと云うのですか」「殿さまと伊達兵部さまとで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「柿崎、聞いたような名だな、柿崎」――名は六郎兵衛、浪人者だとございました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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