...柳川鍋(やながわなべ)にするお魚のことだろう...
海野十三 「怪塔王」
...誰か徳利をさげてひと走りしてもらいたい」田村義重郎が起って「例によって柳川鍋も註文してきますか」山田が庭石の上にもち出した七輪に枯枝をくべて破れ団扇でバタバタとあおり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...追いかけて註文の柳川鍋がとどく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...柳川鍋(やながわなべ)...
太宰治 「渡り鳥」
...裏の溝川(どぶがわ)の鰌(どじょう)の柳川鍋もあまり変りがなく...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...丸煮やら柳川鍋(やながわなべ)やら大湯呑に鬼菱(おにびし)というのを注がせて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...柳川鍋でめしを五六杯...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...柳川鍋の中へ鑷(けぬき)でも入っていましたか」ナメたようなことをいう...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
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