...柏木氏は古物に関する知識をすこぶる豊富に持っていて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これすなわち同村の柏木某と称する柔術家にして...
井上円了 「おばけの正体」
...神田お玉ヶ他に徳川様のお大工棟梁(とうりょう)をしていた柏木稲葉(かしわぎいなば)という人の養子になって柏木貨一郎と名乗っておった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...師匠はこの縁談を柏木家へ申し込んだのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...柏木家と三枝家との歴とした両方の関係者をお招きするだけのことは出来ませんから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...柏木(かしわぎ)の叔父(おじ)さんが...
太宰治 「千代女」
...やはり柏木の叔父さんから再三たのまれて...
太宰治 「千代女」
...ここから柏木(かしわぎ)まではわずか一里の道程だと聞いていたけれど...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...印旛沼のほとりを過ぐしすゐのや柏木村を行きみればもく採る舟かつらに泛けるは((モクは方言なり藻をいふ))味村のつらゝの小舟葦邊にか漕ぎかくりけむ見れども見えず四日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...柏木藤兵衛の跡を立ててくれるように――ということで終っております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は柏木(かしはぎ)の在の者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかに柏木一番の長者でも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...神田から柏木まで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこに出てくる柏木とか...
堀辰雄 「更級日記など」
...自分の愛する人に与えたいとこんなことを柏木の言うのも聞いたことのある大将であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのほかには柏木(かしわぎ)の手で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東京の近くの柏木(かしわぎ)という村の者は...
柳田國男 「日本の伝説」
...柏木(かしわぎ)の私の家(うち)の門口(かどぐち)に在る枳殻垣(からたちがき)の傍(そば)に立っていたが...
夢野久作 「暗黒公使」
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