...妻は子供と共に柏木の方に別に家を持つてゐた...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...最後の柏木に落付いた時は八十円の家賃を払い...
内田魯庵 「最後の大杉」
...大正十四年(一九二五年)二月二十四日東京市外柏木において内村鑑三(夏期演説)後世への最大遺物第一回時は夏でございますし...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...それがだんだんと拡がり、千駄ヶ谷方面、代々木、柏木と、もうとうていまわり切れないほど広範囲にお得意を持つようになって、すると今度はそのお得意様の方から『どうだ一つこちらへ支店を出しては』というお心入れで、私は、それをききました時は有難さに泣き、ああもったいないと思いました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...師匠はこの縁談を柏木家へ申し込んだのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...こういう性質の人を養母にしていた柏木貨一郎さんは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...柏木の叔父さんは...
太宰治 「千代女」
...それからは柏木の叔父さんから...
太宰治 「千代女」
...柏木まで行つてくれまいか」柏木の寅吉(とらきち)といふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかに柏木一番の長者でも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...柏木の督を書いた彼女は...
長谷川時雨 「紫式部」
...七月二十日(土曜)一時に迎へ来り柏木の西条八十氏の家へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その頃はまだ柏木(かしわぎ)と呼ばれていたあの方が始めて私に御文をよこされたのである...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...そのほかには柏木(かしわぎ)の手で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫の容姿には柏木(かしわぎ)の再来かと思われる点があったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東京の近くの柏木(かしわぎ)という村の者は...
柳田國男 「日本の伝説」
...東京府豊多摩(とよたま)郡淀橋町柏木)信州では諏訪の附近に...
柳田國男 「日本の伝説」
...今回の事件に大関係ありと目さるる狭山九郎太氏は今朝来いずれへか外出しおり柏木の自宅には親戚と称する盛装の二婦人が留守居して長閑(のどか)に紅茶を啜りおるのみ...
夢野久作 「暗黒公使」
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