...彼は果然と勝利を手に入れた...
...その試験の結果を知って、彼女は果然とした表情をした...
...果然とした決断をすることが大切だ...
...果然とした態度を取らなければ、相手に優位性を与えてしまう...
...声をかけられた瞬間、彼女は果然と立ち上がった...
...果然包囲攻撃してくる...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...果然発展してゆく秘密数字の謎が秘密ペイントで書かれてあるのを発見して...
海野十三 「暗号数字」
...果然不思議な割り算の形をとっている...
海野十三 「暗号数字」
...出て来たッ」果然(かぜん)...
海野十三 「崩れる鬼影」
...果然(かぜん)、二つはピタリと合って、一つのものになった...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...果然(かぜん)空っぽであった...
海野十三 「蠅男」
...声を掛けようかと思ったが鳥を驚かしてはならぬと思うて控えていると果然鴫(しぎ)は立った...
寺田寅彦 「鴫つき」
...政變は必らず彼れの歸朝後に起る可きを豫想したりき果然彼の歸朝と共に一個の公問題は政變の前驅となり出でたりき曰く大隈を外務に入れ松方を大藏に擧ぐるは戰後に經營を全うする刻下の急要なりと而して彼は此問題の發議者として數へらるゝのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...果然(かぜん)、この寂寥(せきりょう)はやぶれた...
吉川英治 「黒田如水」
...果然、彼の兵站部(へいたんぶ)は大きな誤算にゆきあたって、「どうしたら三十万の兵を養うか」に苦労しはじめた...
吉川英治 「三国志」
...かかることもあろうかと、かねて隠しておいた弩弓隊(どきゅうたい)や鉄砲隊の埋伏(まいふく)の計が、果然、図にあたったのである...
吉川英治 「三国志」
...果然、十万の兵は、背を見せる魏兵へ咬(か)みついた...
吉川英治 「三国志」
...孔明の軍は果然移動を開始した...
吉川英治 「三国志」
...助けに来た直義も、果然、ここで苦戦におちた...
吉川英治 「私本太平記」
...果然(かぜん)――前の日よりもすさまじい群衆(ぐんしゅう)の怒濤(どとう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――果然、宋江の身辺にも殺気が立つ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...果然、羽目板はがたりと外れた...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...果然、案の定、そこも羽目板の一枚に細工がしてあった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??