...いつ果つべしとも覺えざりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...卑しみ果つることつゆなかりき...
トゥルゲニエフ Ivan Tourguenieff 上田敏訳 「一僧」
...いつ果つべしとも定めぬ旅路である...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...のぼり果つれば、まづ眼につくは、金の一峯の穴也...
大町桂月 「妙義山の五日」
...青銅の 375利刄の爲に弱はり果つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...果つる人!オリンピア 山を下りて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「果つ、泊つ、竟、極、尽(ハテ)」等にも又無関係ではあるまい...
中井正一 「言語は生きている」
...足の疲れ果つる時を待つよりほかに...
中里介山 「大菩薩峠」
...こえ果つることもあらぬを...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...非業に相果つる五或は七の屍(しかばね)を見る可し...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...何時果つべしとも思はれません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...牡丹散る日も夜も琴を掻き鳴らし遊ぶ我世の果つる如くに牡丹散るとそこで切つて読むのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
......
前田普羅 「普羅句集」
...例の審判も果つるほどに...
森鴎外 「文づかひ」
...朝の果つれば、彼は温習に往き、さらぬ日には家に留まりて、余はキヨオニヒ街の間口せまく奧行のみいと長き休息所に赴き、あらゆる新聞を讀み、鉛筆取り出でゝ彼此と材料を集む...
森鴎外 「舞姫」
...身すでに老い朽ちていつ果つべしとも知れず...
山本周五郎 「日本婦道記」
...いつ果つべくもなかったこの敵へ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...永劫(えいごう)の闇にやわかこのままに溺れ果つべき...
吉川英治 「親鸞」
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