...パーティー後の部屋が杯盤狼藉になっていた...
...彼は何をやっても、部屋を杯盤狼藉にしてしまう...
...会議室は杯盤狼藉になっていたが、私たちは落ち着いて片付けた...
...学生たちは騒いでいたため、教室は杯盤狼藉になっていた...
...今朝の地震で部屋が杯盤狼藉になってしまった...
...更に又杯盤狼藉の間に...
芥川龍之介 「久米正雄」
...杯盤狼藉(はいばんろうぜき)という場所も困るんだよ...
泉鏡花 「縁結び」
...それこそ杯盤狼藉(はいばんろうぜき)だった...
太宰治 「花火」
...ソノ傍ノチャブ台ガ杯盤狼藉(はいばんろうぜき)ト取リ散ラカサレテイタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...いずれも杯盤狼藉たる有様...
久生十蘭 「魔都」
...杯盤狼藉(はんばんろうぜき)のなかに...
火野葦平 「花と龍」
...一座杯盤狼藉(はいばんろうぜき)の最中...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...又は杯盤狼藉(はいばんろうぜき)の常に芸妓とか何とか云(い)う者が騒いで居ようと...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...杯盤狼藉(はいばんろうぜき)と取散らしてある中に...
二葉亭四迷 「浮雲」
...杯盤狼藉(ろうぜき)の一歩手前であった...
本庄陸男 「石狩川」
...杯盤狼藉(はいばんろうぜき)と来たので...
南方熊楠 「十二支考」
...直ぐに杯盤狼藉の中で相見るやうな仲になつてしまつて...
吉井勇 「青春回顧」
...座上はようやく杯盤狼藉(はいばんろうぜき)となり...
吉川英治 「三国志」
...そこの杯盤狼藉(はいばんろうぜき)のすきを窺い...
吉川英治 「私本太平記」
...膳を踏みつけたから形のごとく杯盤狼藉(はいばんろうぜき)を作って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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