...内々(ないない)二人(ふたり)の間(あいだ)に堅(かた)い約束(やくそく)ができていたのでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...頭のてっぺんで束にして結んだ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...すべて松吉の所有になる約束だったから...
海野十三 「雷」
...その真白い大きい大きい花束を両腕をひろげてやっとこさ抱えると...
太宰治 「女生徒」
...とにかくまいりましょう」八郎は馬からおりて約束の賃銀を馬子に払い...
田中貢太郎 「人面瘡物語」
...間接に連絡をつける望みも覚束ないが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...歯医者へ行くんだって約束日を延ばしたりなんかはせん」と突然師父ブラウンのパイプが口からすり落ちて花崗岩(みかげいし)の廊下の上で三つに割れた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...被検束者は間もなく釈放せられたが...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...自分ながら甚だ覚束ないとは思つた...
夏目漱石 「それから」
...「私の部屋の札束は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もう太吉と夫婦約束したんぢやよ...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...帰つて来たら直ぐに手紙をくれる約束だつたのに――」坂を降り切つて馬車が平坦なU村の街道にさしかゝつた時分になつて彼等は漸くこんな話を交しはじめた...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...蒼白い平らな顔に髪を引束ねた姿で紅茶を運んで来た...
宮本百合子 「明るい海浜」
...「約束のものはあげます」と云っておりうは紙包みを二つそこへ置いた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...五十両やる約束だったんでしょう」蝶太夫はびくっとし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...台湾館の前に突立って怒鳴らなくちゃならねえ約束がして在るんだ...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...熱い楮の束をとり出すと皆戰鬪意識で...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...元結で束(たば)ねてあったりしたものだそうである...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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