...ここへ戻ってくるという約束のもとに...
海野十三 「宇宙戦隊」
...分ったら君の事務所へ知らせてやるよ」博士はこの約束を果した...
海野十三 「地獄の使者」
...そして直ちに地球防衛の旗印の下に協力し結束し...
海野十三 「地球発狂事件」
...手を束(つか)ねて遊んでゐるやうな青年は何処にも見出されなかつた...
田山録弥 「スケツチ」
...しかもこれらのいっさいを一束にしても天秤(てんびん)は俳諧連句のほうへ下がるであろう...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ルブラン氏は晩に再びやって来ると約束した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分ながら甚だ覚束ないとは思つた...
夏目漱石 「それから」
...私始めて御髪(おぐし)を拝見した時から束髪(そくはつ)にしていらっしゃるのはもったいないと思っとりましたとさも結(い)いたそうな口ぶりを見せた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...それでもお約束致しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此家を逃げ出す約束だつたんです」「それは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...洗い髪を無造作に束ねて...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...何をいうのも覚束(おぼつか)ない気がするのだった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...結婚式用の大きな花束をかかえて来たからです...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...そこには黒装束をした者が盒燈を提げて立つて居た...
村山槐多 「殺人行者」
...ぜひともしっかりと束(たば)にむすんだもので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...八束は颯爽(さっそう)としていた...
山本周五郎 「竹柏記」
...書斎へかけ込んで手提金庫の中から札の束を掴み出し...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...覚束(おぼつか)ない手付きで老眼鏡をかけながら...
夢野久作 「老巡査」
便利!手書き漢字入力検索