...身(み)には白練(しろねり)の装束(しょうぞく)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...松浦氏は大きな束になっている鍵で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...支配人が指を三本の焼芋を一束(ひとつか)ねにしたのに...
泉鏡花 「薄紅梅」
...おちえと二人で小麦束の中へ入って歌などうたっていたが...
犬田卯 「米」
...約束しておいた手紙なんだ」「……」「ほら...
海野十三 「地球発狂事件」
...約束は二十面相の名にかけてまちがいありません...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...足下(あしもと)に大々蜈(だい/″\むかで)がのたくツて居(ゐ)る――と思(おも)つたのは束(つか)の間(ま)で...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...「―――稽古の間は決して日本語を使わないと云う約束したのでございますけれど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...つむの針が急速度で回転して綿の繊維の束に撚(よ)りをかける...
寺田寅彦 「糸車」
...幼い弟妹たちの母がわりひねこびた植物のようにほっそり育ちやっと娘になってきたが戦争が負けに近づいてまい晩日本の町々が藁束(わらたば)のように焼き払われるそのなかでなぜか広島だけ焼かれない...
峠三吉 「原爆詩集」
...この約束を守る以上...
戸坂潤 「辞典」
...永遠の束縛と窮屈とが存するのみである...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...――実は今日大森へ行く約束があるんです」「大森へ...
夏目漱石 「虞美人草」
...今日は御寿司(おすし)を持って来て?」と姉のとん子は先日の約束を覚えていて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...かかる放蕩(ほうとう)者の行末(ゆくすえ)ぞ覚束(おぼつか)なき...
福田英子 「妾の半生涯」
...時計が十時半を打つまでここにいると約束したまえ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...殊(こと)に婚礼の約束まで済んだ上は梃(てこ)でもあの家を動く事はない...
村井弦斎 「食道楽」
...千束町の繁昌に依って存在していた或る二つの勢力...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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