...彼はその杞憂のために...
芥川龍之介 「忠義」
...今迄の心配は杞憂(きいう)に過ぎなかつた樣にも思ふ...
石川啄木 「鳥影」
...だがそれは杞憂におわった...
海野十三 「地球を狙う者」
...此行は年尾、立子を同伴し、此時は杞陽、香葎君等も一緒であつた...
高浜虚子 「椿子物語」
...杞陽君も「若い娘さんの使ですからね...
高浜虚子 「椿子物語」
...ぼくや母の杞憂(きゆう)は...
田中英光 「オリンポスの果実」
...そんな事を心配するのは全く杞憂に過ぎない...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...処で吾々はそのような主張又は杞憂を防ぐために...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...之は必ずしも杞憂ではないと思う...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...生活は絶えざる杞憂(きゆう)のうちに過ぎていった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのような懸念はほとんど杞憂(きゆう)でしょうし...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...文化の末路を杞憂させるものがあるからである...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...鉄造船にたいする半世紀にわたる頑強な杞憂(きゆう)を永遠に吹飛ばした...
服部之総 「黒船前後」
...ところがそういうわたしの解釈は杞憂(きゆう)にすぎなかったことがすぐにわかりました...
火野葦平 「人魚」
...どうやら杞憂にすぎなかつたとも考へて見なければならなかつた...
平出修 「計画」
...その軟弱なること杞柳(きりゅう)の如く...
福沢諭吉 「学問の独立」
...口に合わないかもしれない」「桑茶だって」「桑の若葉と乾した枸杞(くこ)の実がはいっている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それは杞憂(きゆう)に過ぎなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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