例文・使い方一覧でみる「杞」の意味


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...『の国にある男があった...   『杞の国にある男があったの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...しかもその憂は十分にある」正造はまたそういって胸底の憂を語らずにはいられなかった...   しかもその杞憂は十分にある」正造はまたそういって胸底の憂を語らずにはいられなかったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...少くともその憂はうすれたと正造は思った...   少くともその杞憂はうすれたと正造は思ったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...近日陽先生にお願ひして...   近日杞陽先生にお願ひしての読み方
高浜虚子 「椿子物語」

...陽招宴...   杞陽招宴の読み方
高浜虚子 「六百句」

...所が澄子の憂は...   所が澄子の杞憂はの読み方
豊島与志雄 「変な男」

...陳世家の末には人民に功徳の有つた人の末孫が或は帝王となり或は大諸侯となつたのであつて...   陳杞世家の末には人民に功徳の有つた人の末孫が或は帝王となり或は大諸侯となつたのであつての読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...昔の国(きこく)の人が憂えたと同じように...   昔の杞国の人が憂えたと同じようにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...もっともこれが私の憂に終れば...   もっともこれが私の杞憂に終ればの読み方
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」

...どうやら憂(きいう)にすぎなかつたとも考へて見なければならなかつた...   どうやら杞憂にすぎなかつたとも考へて見なければならなかつたの読み方
平出修 「計畫」

...その軟弱なること柳(きりゅう)の如く...   その軟弱なること杞柳の如くの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...それは馬鹿気た程つまらぬ憂に終った...   それは馬鹿気た程つまらぬ杞憂に終ったの読み方
細井和喜蔵 「女給」

...私の憂は一掃された...   私の杞憂は一掃されたの読み方
堀辰雄 「馬車を待つ間」

...願はくは之は自分の憂であつて呉れゝばいゝが...   願はくは之は自分の杞憂であつて呉れゝばいゝがの読み方
宮原晃一郎 「愛人と厭人」

...その底なしの凡情ぶりを憂(きゆう)するにちがいなかった...   その底なしの凡情ぶりを杞憂するにちがいなかったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...果たして単なる憂ではすまなかった...   果たして単なる杞憂ではすまなかったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...今は憂(きゆう)に抱く者がなかろう...   今は杞憂に抱く者がなかろうの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...在来の漠然とした憂が裏づけられるに十分であったであろう...   在来の漠然とした杞憂が裏づけられるに十分であったであろうの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「杞」の読みかた

「杞」の書き方・書き順

いろんなフォントで「杞」


ランダム例文:
問答   学校当局   山臥  

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