...手近の杜松(ひば)の枝などから毟(むし)り取って見ると...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...杜松(ねず)の木の下に坐つて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...地に這う杜松(ジューニパー)は実の多い花環で地面をおおう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...(*(註)杜松は檜類の喬木で...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...あの杜松(としょう)の根元(ねもと)へ埋(う)めて下(くだ)さいね...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...杜松(ねず)の木(き)は又(また)元(もと)の通(とお)りになりましたが...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...杜松(ねず)の樹(き)の根元(ねもと)へ置(お)いた...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...「ええ、幹(みき)はあたくし」杜松が立って行くと、安は滋子のそばへいざりよって、「滋さん、あなた気がついて?」鹿のような濡れた大きな眼で滋子の顔を見つめながら、「杜松さんって、あたしの孫なのよ」と、ささやくようにいった...
久生十蘭 「野萩」
...なにも巴里へなんか出かけて行くことはなかった」野萩の花の下に立っている杜松の後姿を...
久生十蘭 「野萩」
...杜松さんをあたしのところへよこして...
久生十蘭 「野萩」
...十分ほどしたらそちらへ行くから」三杜松子という娘の顔を滋子はあっけにとられてながめながら...
久生十蘭 「ユモレスク」
...杜松子は檐(のき)の陰になった濡縁(ぬれえん)の近くに浅く坐って庭を見ていたが...
久生十蘭 「ユモレスク」
...でもあれは四月でなくては咲きませんの」杜松子は顔をかしげるようにして萩の花むらをながめながら...
久生十蘭 「ユモレスク」
...結構な色目ですことね」杜松子はどこか薄青い...
久生十蘭 「ユモレスク」
...ごきげんよくっていらっしゃいますか」杜松子は下眼にうつむいて...
久生十蘭 「ユモレスク」
...するとそれが」杜松子は眼を見はって...
久生十蘭 「ユモレスク」
...女中がまた電話をいいにきたので滋子が電話へ出てしばらくして帰ってくると、杜松子がいない...
久生十蘭 「ユモレスク」
...あなたは杜松さんを家へね」...
久生十蘭 「ユモレスク」
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