...葛(くず)の葉(は)の話を翻訳したる...
芥川龍之介 「案頭の書」
...そうしてその絵には殊に葛飾北斎のものが多く...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...葛城藤馬(かつらぎとうま)の長女で稲代(いなよ)というのであった...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...朝凍(あさじみ)の眞葛(まくづ)が原(はら)に楓(かへで)の葉(は)...
薄田淳介 「白羊宮」
...もしや私のやった葛根湯の中に...
橘外男 「葛根湯」
...よわい五十に近くなるとただでも秋のうらがなしさが若いころには想像もしなかった不思議な力で迫ってきて葛(くず)の葉の風にそよぐのを見てさえ身にしみじみとこたえるものがあるのをどうにも振りおとしきれないのに...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...ようやく一本の葛(かずら)を見つけ出し...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...午後再び葛飾八幡の境内を歩む...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...弱点のみを心の奥にある葛籠(つづら)に詰め込むか...
新渡戸稲造 「自警録」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...下痢の時には葛(くず)が一番だと出ている...
村井弦斎 「食道楽」
...葛城邸の、兄が借りていた正面の部分からいって、左の方に区切りがしてあり、そこをぬけて入ると、小さな借家が一軒あった...
柳田国男 「故郷七十年」
...諸葛豊は、その不法行為をにらんで、「いつかは」と、法の威厳を示すべく誓っていたところ、或る折、またまた、国法をみだして、恬(てん)としてかえりみないような一事件があった...
吉川英治 「三国志」
...諸葛孔明という人が...
吉川英治 「三国志」
...葛城(かつらぎ)...
吉川英治 「私本太平記」
...葛飾(かつしか)から野菜物がたくさん届いたから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ここに展開せられた葛藤の意義は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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