...温熱が一番本質的なものであって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この仕事の本質的な部分はつけ加えることではなく...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...また本質的な差異のある...
太宰治 「フォスフォレッスセンス」
...或はもっと本質的な類似を持って来るなら...
戸坂潤 「学生の技能と勤労大衆」
...ブルジョア経済学(例えば今日存在する諸々の「静態経済学」)の本質的なものの殆んど大部分は...
戸坂潤 「技術の哲学」
...本質的な変化は聊かも見られないだろう...
豊島与志雄 「野に声なし」
...この形象の本質的な要素は...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...それは形を作るといふ生命に内的な本質的な作用に屬してゐる...
三木清 「人生論ノート」
...形を作るといふ生命に本質的な作用は生命に内在する超越的傾向を示してゐる...
三木清 「人生論ノート」
...成功も人生に本質的な冒険に属するということを理解するとき...
三木清 「人生論ノート」
...必ずアントロポロギーの本質的なる變革を見逃すことが出來ぬであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...本質的なる變革なくしてはあり得ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...發展といふことはこの場合その本質的な内容に於て何よりも「生長」Wachstum といふことを意味してゐる...
三木清 「歴史哲學」
...本來の本質的な内容は到る處同一である...
三木清 「歴史哲學」
...何の特権もなければ真の本質的な優れたところも持たず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々のほんとうの本質的な生命を失おうとするのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...真意は本質的なものに帰れという意味である...
柳宗悦 「工藝の道」
...自然は穀物とその他の財貨との間に一つの大きなかつ本質的な差異を設けたと述べているが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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