...ただ本能的なのである...
李光洙 「愛か」
...あきらめを知らぬ、本能的な女性は、つねに悲劇を起します...
太宰治 「ろまん燈籠」
...生物学的・本能的な諸力も...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...本能的な段階から社会認識にまで歩を進めることを避け得ないということだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...本能的な貞節さを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本能的な深い貞節さで――聖(きよ)い感情で――夜の間いつも閉(し)め切られていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本能的な動作で自分の両腕を差し出し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...本能的な原存的な正義感は...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...子供を自分一人で所有したいという母性の本能的な策略なのだ...
豊島与志雄 「理想の女」
...または脅かさんがためであったか? 彼自身にもわからない一種の本能的な衝動に従ったのみであったろうか? とにかく彼は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして本能的な憎悪の感情に熱しながら...
萩原朔太郎 「ウォーソン夫人の黒猫」
...彼は、その本能的な、その上、いつまでも人生の裏道を通らねばならないことから来る、鋭い直感で、大抵一切のことを了解した...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...本能的な反射作用で表面を守ると共に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...この下っ端人間の身体障害があるかのような偏狭さを最も端的に露出せしめているところの特徴は、一種の機械的、無意識的、本能的な、総ての大臣や大僧正に対する敬意であろう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いつもの本能的な癖なのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼は本能的な自己防衛に陥り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...我々は確かに一時(いっとき)ある本能的な恐れに鷲みにされた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...「え――」はっと振向いた葉子の顔には、一瞬、本能的な恐怖の、黒い影が散った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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