...本職は美術学校出の画家なれども...
芥川龍之介 「田端人」
...その本職の漁師たちは...
梅崎春生 「魚の餌」
...本職の労働以外の労働をするという話を聞いた...
大杉栄 「日本脱出記」
...初めて自分は写真をもって本職として世に立つ考えで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...本職は研屋だけれど...
種田山頭火 「行乞記」
...本職の警察(われわれ)よりも真に迫った推理をなさったんですよ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...夢を見るのが本職のようなものさ」「そうおっしゃればそうかも知れませんねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おれのは本職だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...本職は漢文ですけれど...
野村胡堂 「胡堂百話」
...そっちの方が本職のようでもある...
火野葦平 「花と龍」
...小説についてはこっちが本職である...
山本周五郎 「新潮記」
...これは本職の嫁取婿取の仲立商売から申しましても容易ならぬ聞込みと存じましたので...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...私はもう本職の仕事を忘れてしまった真剣さで...
夢野久作 「暗黒公使」
...その研究用の犬や猫を提供するのが吾輩の本職なんだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...洋食店にまで行き渡って第二職業を本職としているのが多い...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...本職の法医学の立場から考えまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...野郎……元ッカラ本職だったかも知んねッテ皆(みんな)...
夢野久作 「老巡査」
...掏摸(すり)は本職らしいが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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