...香味は当字で本当は「こごみ」だろうという...
石川欣一 「可愛い山」
...本当は藪医者であるのに気がつかないまでのことである...
薄田泣菫 「茶話」
...驚異と云っても本当は利害関係と独立なのではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そうかと云って哲学を諸科学の総体・諸科学の総合(併し本当はそう簡単に総合という言葉を使ってはならないのだが)と考えるのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...だがマルクス主義が退潮したということは本当は何を意味しているのか...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...だけど本当は、お前と一緒に、朗かに笑いたかったし、しみじみと泣きたかったのだ...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...」「私本当はその絵を余り好きませんわ...
豊島与志雄 「二つの途」
...本当はやはり孫悟空も八戒もつれずに...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...本当は他人の小三郎さんより...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...神様! 私は本当は男なんかどうでもいいのよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...姉妹の居るところへおかしくて越せますかッ、……って力んでみたところで仕方がないけれど、本当は、私、三石の所を逃げて来たの……」「まア!」「本当よ」「おどかしちゃ厭だよ、ええ? 後で涼しい顔するンだろう?」「厭だわ、そンなのじゃないわ...
林芙美子 「泣虫小僧」
...シイラは本当は金色だから...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...しかし本当はその植物を指す場合にはすべからく...
牧野富太郎 「アケビ」
...阿蘭は本当はああいう風な笑顔は決して持たないのである...
宮本百合子 「映画の語る現実」
...本当はまえより暗さを増しているのだろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...「てめえなんぞ本当はひのえんまの元締じゃあねえか」「干支(えと)しらべならてめえのを先にしろ」とあさ子はやり返す...
山本周五郎 「青べか物語」
...本当はこの米八にいいのができて」「ちょちょ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...中学生の昼寝じゃないかと思ったわ」「敵の軍勢がいないんだよ」「敵がいない戦争なんてあって?」「本当は...
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」
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