...――それも日本(にっぽん)と云う未開の土地は...
芥川龍之介 「報恩記」
...米国風の大農具を用いて片っ端からあの未開の土地を開いて行こうとした跡は...
有島武郎 「北海道に就いての印象」
...人類の幸福のための未開の土地の開発であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...今眼前に迫ってきた海図にさえ載らぬこんな未開の土地とも覚えぬ宏壮華麗なる市街地を指して粛々たる行進を続けたのであったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...未開の土地から来た宣教師はかならずしもめんどうな僧職らしい服装をしているとはかぎらないものである...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...この広漠かつ未開の土地の開発に...
中谷宇吉郎 「『ケプロン・黒田の構想』について」
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