...髪長彦(かみながひこ)という若い木樵(きこり)が住んでいました...
芥川龍之介 「犬と笛」
...わたしはこの木樵りの母親ですから...
芥川龍之介 「女仙」
...やっと木樵りを突き離した彼女は美しい...
芥川龍之介 「女仙」
...木樵りの一人は洞穴を指さし...
芥川龍之介 「誘惑」
...乳母(ばあや)はきいて大笑ひ「なんの賊(ぞく)などでませうぞ」それは木樵(きこり)でありました...
竹久夢二 「どんたく」
...巳之吉(みのきち)という若い木樵(きこり)がいた...
田中貢太郎 「雪女」
...木樵の子のようでなかった...
田中貢太郎 「雪女」
...△木樵の老人が鉈を拾うたら解るやうに置いていつてくれといふ...
種田山頭火 「旅日記」
...たまに木樵山(きこりやま)がつに...
中里介山 「大菩薩峠」
...木樵(きこり)稼業で日本を渡り歩く四十男とその女房が...
細井吉造 「二つの松川」
...山人夫達が山へ木樵りにでも行く傍ら...
堀辰雄 「牧歌」
...インクブスは木樵り水汲め...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...昔木樵(きこり)があって三人の男の子を持っていた...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...木樵(きこり)・山賤(やまがつ)の負搬(ふばん)の労を助けたとか...
柳田国男 「山の人生」
...足軽や附近の木樵(きこり)百姓などを督励して...
吉川英治 「新書太閤記」
...木樵(きこり)か農夫かと思われるように身装(みなり)を代えた...
吉川英治 「親鸞」
...木樵(きこり)か百姓しかいねえはずだに」「くさり鎌の上手がいると桑名で聞いたが」「ははあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...みな木樵(きこり)をしたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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