...たとひその一切の偶有性が變化せられ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この三角形について種々の固有性が...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...千角形を他の多角形から異ならせるところの固有性を認知するに何等の助けともならないからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...實體は偶有性あるひは樣態よりも一層多くの實在性を有し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...從つてまた實體の觀念のうちには偶有性の觀念のうちによりも一層多くの客觀的實在性が存し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...千角形を他の多角形から異ならせるところの固有性を認知するに何らの助けともならないからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この固有性によって幾何学的空間と物理的空間とは区分することの出来ぬ一者であると臆測されるのでもあろう...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...もし物質の無限可分性と数学的点の非実有性との間に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...諸物体の偶有性つまり諸性質によって作用するという者もいる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...この偶有性の妄想は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...批評の一種の共有性であろう...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...また現に我々の体験するところの多数無名の氏神社(うじがみしゃ)の通有性とも一致しない...
柳田国男 「海上の道」
...怪力乱神を語ることを好む人の通有性が...
吉川英治 「江戸三国志」
...それが私たちのしてゐる仕事の特有性だと思ふのであります...
吉川英治 「折々の記」
...猜疑心(さいぎしん)は時代の通有性だった...
吉川英治 「私本太平記」
...若い良人の通有性といったようなものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らの通有性である戯(ざ)れ言(ごと)や揶揄(やゆ)を露骨な態度に示したまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...言論の世界の通有性である...
吉川英治 「親鸞」
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