...たとひその一切の偶有性が變化せられ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...三觀念の客觀的實在性(realitas objectiva ideae)といふことによつて私は觀念によつて表現されたものの實有性(entitas)を...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...その實在的な觀念が我々のうちにある或る固有性...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなはち實有性の...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかるに人間の精神はかように何らかの偶有性から成るのではなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわちこの実体の偶有性であるところの多くのものの知識を自分に拒まなかったであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この三角形について種々の固有性が...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...従ってまた実体の観念のうちには偶有性の観念のうちによりもいっそう多くの客観的実在性が有し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...批評・鑑賞の特異な新しい今迄見なかった質的特有性を引き出せるだろうからである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...江戸っ子の通有性である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...形相と偶有性によってという者...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「偶有性」の概念は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかもそれの特有性は我々及び他のものにとつてどこまでも秘密である...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...事柄の社会的自然的事情について作家たちの科学的知識の欠如していることは今日までの戦線ルポルタージュに顕著な一つの通有性となっている...
宮本百合子 「明日の言葉」
...固有性の弱い都市文化では...
柳宗悦 「樺細工の道」
...年をとると気が短くなる――という人間の通有性は...
吉川英治 「三国志」
...彼らの通有性である戯(ざ)れ言(ごと)や揶揄(やゆ)を露骨な態度に示したまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分と似ているような存在――対比されるような才腕の持ち主を――たれも好かないのはひとの通有性であることに...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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