...女性の通有性として偏執的な傾向が強く...
伊丹万作 「わが妻の記」
...これは女性(じょせい)の特有性(とくゆうせい)かもしれぬ...
伊藤左千夫 「箸」
...しかるに人間の精神はかやうに何等かの偶有性から成るのではなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...たとひその一切の偶有性が變化せられ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなはちこの實體の偶有性であるところの多くのものの知識を自分に拒まなかつたであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...その實在的な觀念が我々のうちにある或る固有性...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかるに人間の精神はかように何らかの偶有性から成るのではなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ただ単に様態すなわち偶有性を表現するところの観念よりも...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...一方に於て日本ファシズムの固有性を不当に強調しすぎて...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...実体を偶有性から...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...もともと一般の酒呑みの通有性で...
牧野信一 「露路の友」
...形は物をその固有性において現わすのである...
三木清 「哲学入門」
...固有性の弱い都市文化では...
柳宗悦 「樺細工の道」
...特色ある地方の産業として尊敬し保護しその固有性を発展せしめねばならない...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...また現に我々の体験するところの多数無名の氏神社(うじがみしゃ)の通有性とも一致しない...
柳田国男 「海上の道」
...怪力乱神を語ることを好む人の通有性が...
吉川英治 「江戸三国志」
...五十がらみの男の通有性として...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――これは誰にもある人間の通有性だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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