...是レ婦人若クハ小児ノ通有性(性は消してあります)ナル「人間以下ノ人間」ヲ示スモノニシテ...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一三年六月号)」
...單にこの實體の偶有性であるところの...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなはちこの實體の偶有性であるところの多くのものの知識を自分に拒まなかつたであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...その實在的な觀念が我々のうちにある或る固有性...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...實體の屬性すなはち固有性を創造しあるひは維持することよりも...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわちこの実体の偶有性であるところの多くのものの知識を自分に拒まなかったであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...千角形を他の多角形から異ならせるところの固有性を認知するに何らの助けともならないからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...実は二つのものの間に重大な統一的な共有性が見出される...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この固有性質が却って愈々著しくなって来たのだという点が...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一方に於て日本ファシズムの固有性を不当に強調しすぎて...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...この固有性によって幾何学的空間と物理的空間とは区分することの出来ぬ一者であると臆測されるのでもあろう...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...過去にそのインテリの通有性を...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...形相と偶有性によってという者...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...人の通有性などゝいふものは平凡で...
牧野信一 「鬼涙村」
...しかもそれの特有性は我々及び他のものにとつてどこまでも秘密である...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...記号のうちに捉えられるものは記号された物の特殊な固有性でなく...
三木清 「哲学入門」
...その通有性に適合した社会を組織し...
夢野久作 「鼻の表現」
...諂(へつら)いはせぬぞ――と殊さらに態度を持(じ)して示す――野武士たちの通有性でもあった...
吉川英治 「新書太閤記」
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