...彼女は一日の有余時間を勉強に充てている...
...来客がなければ、有余な時間に本を読みます...
...趣味のゲームに有余時間を費やす人もいます...
...やれるだけのことはすべてやったので、今は有余を持って過ごせます...
...仕事が終わった後は、有余な時間を楽しむために友達と出かけます...
...けれども過去二十有余年間の明治教育というものは...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...今日(こんにち)独逸(ドイツ)が世界の強大なる国を敵としてなお一年有余戦っているところの力は...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...タイなしのカッタアシャツに灰色の上衣をひっかけた五尺そこそこ無髯(むぜん)の川北氏が、六尺有余、でっぷりした赭顔の鼻下にちょび髭を蓄えた堂々たる紳士のネルチンスキイを説得している有様は、まるで書生が大臣をへこましているような快感がありました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...百有余歳以前の武士...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...あたかも二十有余の戦勝は翼をひろげて戦場に入りきたったかの観があって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...凡四十有余名アリ...
永井荷風 「上野」
...たかだか一里有余に過ぎぬだろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...妾は一年有余の軽禁錮(けいきんこ)を申し渡されたり...
福田英子 「妾の半生涯」
...二年有余で初めて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...またまた北海道乗治監へ護送後も石狩川に架設の三百二十有余間の電線を伝わって逃亡した等々...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...余が輩にいたりても名刺を通じて迎(むかふる)もの百有余人なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...得百有余首...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十有余年の歳月がその観察と内省とのために流れた...
柳宗悦 「工藝の道」
...海岸を巌流を先頭に進む三十有余名...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...謙信は年まだ二十有余...
吉川英治 「上杉謙信」
...年三十有余にもなって...
吉川英治 「三国志」
...一年有余の――自分以外の同志たちの惨憺(さんたん)たる生活の態(さま)を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...弟子および魯人で冢のあたりに家するもの百有余室...
和辻哲郎 「孔子」
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