...最悪の場合にも毅然として天才を発揮し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...空気が稀薄になるか分らないからね」遂に最悪の事態を迎えて...
海野十三 「火星探険」
...わしは最悪の場合を覚悟していたのです...
太宰治 「新ハムレット」
...最悪の罪であった...
太宰治 「東京八景」
...いかなる海の強豪すらも怖気を顫(ふる)って寄り付かぬという世界最悪の魔海であった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それでもおおよその桁数(けたすう)としてはむしろ最悪の場合を示すものではないかと思われる...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...最悪の条件のもとに...
中井正一 「図書館法と出版界」
...むしろ彼の最悪の行儀をなしていたのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...最悪の結果ね」「彼が前もって報らされるとして」ポワレが答えた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...忌まわしい最悪の最期だ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そういう最悪の場合に立ちいたっても...
本庄陸男 「石狩川」
...最悪の状態にある場合とがそれである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それが封建制度の最悪の部分からも免れていることを意味するものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...最悪の方法に訴えることをあえてする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(ウェルギリウス)頭の中だけで消えてしまうような不徳は最悪の不徳ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最悪のことばかりが気になったのである...
山之口貘 「装幀の悩み」
...足利一門の致命ともなりかねないような最悪の最後まで...
吉川英治 「私本太平記」
...かつ最悪の土地を耕作している者にとり不公平であり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索