...僕も実は最初からそれを考えていたんです...
海野十三 「東京要塞」
...最初から分っとる話だ...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...彼は最初から存在しなかったのか...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...最初から分つてたんや...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...さて併しこの新しい――実は最初から決めておいた――存在論的立場に立つと...
戸坂潤 「科学方法論」
...だから最初から組織性を欠いている...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...何処となく滑稽な形をなし最初から日本の生活に適当し調和するように発明されたものである...
永井荷風 「銀座」
...それを易々(やすやす)と請合った道庵先生の返答もいよいよわからないが、なあに、それは最初から、問題のすりばちの中をよく見ておきさえすれば、何のことはなかったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...しらを切る弥兵衛さん――最初から...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初から板についている...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前なら後からいろいろ云ってくれる事があるに違ないと思い込んでいるんだ」「じゃ最初からそうおっしゃれば...
夏目漱石 「明暗」
...僕はいまだかつて損になるべき何物をも最初からもっていないんだからね...
夏目漱石 「明暗」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...そこで最初から秘密会議で次ぎのような判定が行われた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...最初から私は気付いて居ました...
平出修 「逆徒」
...最初から稼いだよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...最初から水に浸して柔かくして搗(つ)けばよかったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...君の妹になら最初から戀なんかしなかつたね...
横光利一 「書翰」
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