例文・使い方一覧でみる「最初から」の意味


スポンサーリンク

...皇帝は最初から思っていたことを言葉にあらわして...   皇帝は最初から思っていたことを言葉にあらわしての読み方
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」

...怜悧(りこう)な坊さんは最初からそれをのぞんでゐたのだ...   怜悧な坊さんは最初からそれをのぞんでゐたのだの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...俺は最初から彼奴をこそ目ざしていたのではないか...   俺は最初から彼奴をこそ目ざしていたのではないかの読み方
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」

...最初からはじめよう...   最初からはじめようの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...然るに新唐書は最初から一つの主義があり...   然るに新唐書は最初から一つの主義がありの読み方
内藤湖南 「支那史學史概要」

...あるように最初から言っておくがよい」と平野老人が呟(つぶや)きました...   あるように最初から言っておくがよい」と平野老人が呟きましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「宇津木さん」手際よく繃帯を巻きながら女は、やさしく問いかけますと、「何です」「あなたは、隠していらっしゃいますね」「何を」「何をとおっしゃって、あなた、このお怪我は、ただのお怪我ではありません」「ただの怪我でないとは?」「よく存じておりますよ、あなた様のお連れの方々のお噂(うわさ)では、あなたはお若いけれども、たいそう武芸がお出来なさるそうではございませんか」「なにも、出来はしないよ」「いいえ、お出来になることはよくわかっています、そのあなた様が、たとい、これだけにしても、手傷をお負いになるのは、よくよくのことでございます」「そういうわけではないのだ」「ほほ、そういうわけとおっしゃっても、まだそのわけを言わないじゃありませんか、あたし、最初から、あなた様の御様子のおかしいことを、ちゃんと見ておりました」「ふむ」「あなたは斬合いをなすっておいでになったのでしょう、あなたほどの方ですから、きっと先の人を斬っておしまいになって、その時に受けた手傷がこれなんでしょう、わたしはそう思います」「そうではない、ちょっとした怪我だ」兵馬は極めて怪しい打消しをすると、女はこの怪我をした指先を、ちょっと握って、「にくらしい」「ああ痛ッ」兵馬はほんとうに痛かったのです...   「宇津木さん」手際よく繃帯を巻きながら女は、やさしく問いかけますと、「何です」「あなたは、隠していらっしゃいますね」「何を」「何をとおっしゃって、あなた、このお怪我は、ただのお怪我ではありません」「ただの怪我でないとは?」「よく存じておりますよ、あなた様のお連れの方々のお噂では、あなたはお若いけれども、たいそう武芸がお出来なさるそうではございませんか」「なにも、出来はしないよ」「いいえ、お出来になることはよくわかっています、そのあなた様が、たとい、これだけにしても、手傷をお負いになるのは、よくよくのことでございます」「そういうわけではないのだ」「ほほ、そういうわけとおっしゃっても、まだそのわけを言わないじゃありませんか、あたし、最初から、あなた様の御様子のおかしいことを、ちゃんと見ておりました」「ふむ」「あなたは斬合いをなすっておいでになったのでしょう、あなたほどの方ですから、きっと先の人を斬っておしまいになって、その時に受けた手傷がこれなんでしょう、わたしはそう思います」「そうではない、ちょっとした怪我だ」兵馬は極めて怪しい打消しをすると、女はこの怪我をした指先を、ちょっと握って、「にくらしい」「ああ痛ッ」兵馬はほんとうに痛かったのですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それを最初から好奇心を以て覗(のぞ)いていた田山の手に渡しますと...   それを最初から好奇心を以て覗いていた田山の手に渡しますとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...田山白雲も最初から感じていました...   田山白雲も最初から感じていましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...最初から読んでいつた...   最初から読んでいつたの読み方
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」

...浪花屋には三千両という金は最初からなかった」「親分...   浪花屋には三千両という金は最初からなかった」「親分の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...最初から御子息の有罪を疑っている人間が二人あったので...   最初から御子息の有罪を疑っている人間が二人あったのでの読み方
平林初之輔 「予審調書」

...「それにこの事件は最初からわかりきっていたのです...   「それにこの事件は最初からわかりきっていたのですの読み方
平林初之輔 「予審調書」

...最初から言っておりましたが...   最初から言っておりましたがの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...田丸先生以下諸先生の最初からの計画にあったことだ...   田丸先生以下諸先生の最初からの計画にあったことだの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...全く最初から食われるため死ぬためだけに...   全く最初から食われるため死ぬためだけにの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...正直のところを云うと筆者は最初から終いまでお能というものに興味を持っていなかった...   正直のところを云うと筆者は最初から終いまでお能というものに興味を持っていなかったの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...献帝(けんてい)のお身をいち早くこの許都(きょと)へ奉迎したことにあるが――それも荀が最初から...   献帝のお身をいち早くこの許都へ奉迎したことにあるが――それも荀が最初からの読み方
吉川英治 「三国志」

「最初から」の書き方・書き順

いろんなフォントで「最初から」

「最初から」の英語の意味


ランダム例文:
純粋詩   まずしさ   御詠  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
優勝劣敗   一丁目一番地   核保有  

スポンサーリンク

トップへ戻る