...俺は最初から彼奴をこそ目ざしていたのではないか...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...必らずしも最初から左樣に信じられてゐたのではないことを示してゐる...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...我々は最初から生一本だから策も略も無いが...
中里介山 「生前身後の事」
...もう一遍自分の書いたものを最初から読み直して見た...
夏目漱石 「明暗」
...山口屋などは最初から何の関係(かかわり)もなかったのさ」「そーれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私などは最初から話の種にもならなかったのですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「最初から順序を立てて話してやろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――もっとも最初から逃げ出さなきゃなお良いが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それからどうした」「石原の子分衆と一緒に、一と晩調べてみたが、口惜しいけれど、なんにもわからねえ、お品さんも持て餘して、もう一度錢形の兄さんにお願ひしてくれと手を合せて拜むから、足元のみえるのを合圖に龜澤町を飛びだしてきましたよ」「フーム」「まづ、最初から話すと、かうです」「待ちなよ、お前の話を聽いてゐちや、日が高くなりさうだ、それになるべく、この眼で現場をみるまで、お前の量見(りやうけん)なんか耳へいれない方がいゝかも知れない」「チエツ、そんなにあつしは頼りない人間ですかね」「いや、頼りがあり過ぎて、おれまでお前の利巧に引ずり廻されるんだ、サアいかうぜ、八」平次は手輕に支度をして、八五郎を促すのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼は最初からプランを立て...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...治療を施す意図は最初からなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……つまり、最初から、われわれの肉体に困苦を課すつもりで始めたことなんだから、むしろ、このほうがわれわれの望みなんです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...最初から自殺は怪しいとにらんでいたが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...最初からのやり直しになるだろう...
本庄陸男 「石狩川」
...いわば最初から芸術家としては骨抜きになっています...
三好十郎 「恐怖の季節」
...最初からきめておくことが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...最初から語原の関係はなかったようである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...最初からの彼の愛護者メンドーサと会計を司るルイース・デ・サントアンヂェルであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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