...これらが最初から神の手で創造されたと考えてしまうよりも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この男が犯人でないことは最初から分っております...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...「今度の事件は、最初から、倭文子さんを殺害することが唯一の目的だったのです...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...朝鮮が日本の保護国となった最初からの(九十五字削除)...
大杉栄 「日本脱出記」
...最初から持っていなかったのかもしれない...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...この際何よりのことと最初から思い極(きわ)め...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いや最初からお糸(いと)は長吉(ちやうきち)よりも強かつた...
永井荷風 「すみだ川」
...能登守は甲府へ赴任の最初から...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初からこの坊主に気を引かれたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...家康は秀吉よりも一層切支丹を最初から嫌つてゐた...
長與善郎 「青銅の基督」
...「成程ね」「赤い痣(あざ)は最初から拵(こさ)へ物と判つたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで最初から秘密会議で次ぎのような判定が行われた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...最初からどうにかしていたのだ...
三好十郎 「肌の匂い」
...最初から土地の神様の御用でありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...最初から色眼鏡をかけて研究を初めるだろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その上で……如何にも吾輩が最初から計画してやった仕事に相違ない……という事にして...
夢野久作 「爆弾太平記」
...所がこの屏風は最初から半分しかなかつた...
吉川英治 「折々の記」
...最初からの考えがちがっていた...
吉川英治 「剣の四君子」
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