...さりとて曲がない...
泉鏡花 「婦系図」
...これで帰るのも余り曲がないね...
田山録弥 「一室」
...ただお帰りなさいでは曲がないと考えたらしいのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかしすぐ斃してしまっては曲がないので...
野上豊一郎 「闘牛」
...曰く 類ひなき富士ぞ起れる清見潟駿河の海は紫にして 大いなる駿河の上を春の日が緩く行くこそめでたかりけれ春の海いま遠方(をちかた)の波かげに睦語りする鰐鮫思ふ終日のたりのたりかなでは曲がない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それだけでは曲がないので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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