...一連の散弾が瓶の角の曲がった外周に詰め込まれれていることが明らかになった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...ねじ曲がった二本の角(つの)のある頭が出て...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...その向こうがわへ曲がったので...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...男の曲がったかどまで行って...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...とてもその屍体を折曲がった廊下を隔てて隣りの東室へ運び込み...
大阪圭吉 「闖入者」
...ついに道を曲がったところで...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あれを防ぐ目的で振動膜から発する音を長さ二十余尺あるいは四十余尺の幾度も折れ曲がった管の中を通過させて試験した人もある...
寺田寅彦 「蓄音機」
...先日彼がその話をある友人に持ちだしたら僕もそうだといって彼以上にいっそうひどく曲がった薬指を見せて互いに苦笑した...
寺田寅彦 「野球時代」
...グールメルは浮浪人らが頬かぶりと呼ぶ一種の曲がった梃(てこ)を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...曲がったやつといっても運悪く組み竹にさまたげられたのであって...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...老いたる蝦の精は曲がった腰を悟浄にさすらせ...
中島敦 「悟浄出世」
...三度折れたり曲がったりしてゆくうちに...
夏目漱石 「三四郎」
...やや柵の曲がった辺へ来ると...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...絹の靴下を泥んこにしたうえ舞踏靴が捻じ曲がったような格好で帰って来たことがあったからだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...さらに東のほうに曲がったということだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...口の両側が醜(みにく)くひん曲がった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...脚の曲がった男である...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...馬車道から大江橋通りへ曲がった商店街の一軒に...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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