...彼女は英語が暢達に話せる...
...海外旅行での暢達な会話ができるように勉強している...
...子供たちは母国語で暢達に話すことができる...
...仕事で必要な暢達な語学力を身につけたい...
...暢達な口調でスピーチをすることが求められた...
...従って民意暢達などということが日本では如何にアナロジーに過ぎないかを証明したものだったのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...新しさから来る自由暢達と...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...人はもっと暢達たる風貌になるものだ...
豊島与志雄 「傍人の言」
...清勁暢達(せいけいちょうたつ)...
永井荷風 「十日の菊」
...その天稟(てんぴん)十分の枝葉を繁茂暢達(ちょうたつ)せしむること能はずして...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...この景色はかように暢達(のびのび)して...
夏目漱石 「坑夫」
...気分が急に暢達(のんびり)したせいか...
夏目漱石 「坑夫」
...美女を描いた筆は、暢達な良い線で、その手には胡粉(ごふん)で彩色してありますが、描き添へた短刀は墨一色の荒々しい筆で、決して繪描きの手に成つたものではなく、明かに素人の惡戯です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暢達(ちょうたつ)の文人だけに運筆は疾(はや)かった...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...俺は久し振りに運動したので心神の暢達(ちょうたつ)をおぼえ...
久生十蘭 「湖畔」
...民意を大いに暢達させるとか...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...暢達なものと恢復しきらないうちに...
宮本百合子 「現代の主題」
...筆は暢達はなやげり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...身内の筋(すぢ)が悉(こと/″\)く弛(ゆる)んですつと胸が開く様な暢達(ちやうたつ)な気持を覚える...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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