...得意に近いほど晴々(はればれ)した調子で...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...」記者は晴々した顔をして...
芥川龍之介 「沼地」
...好子の表情も先刻飯を食つたときほど晴々してはゐなかつた...
徳田秋聲 「水ぎわの家」
...非常に自由な晴々とした気持になっていった...
豊島与志雄 「神棚」
...晴々とした所へ出たような気がした...
豊島与志雄 「好意」
...」晴々とした気持だ...
豊島与志雄 「女客一週間」
...わりに暖かい晴々とした日が続いた...
豊島与志雄 「反抗」
...晴々(はればれ)した美しい面になると...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうも晴々しく旅立ちのできるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...「おら一日でも思ひ晴々としたことはねえんだよ」と十九夜講で女房達の落合つた時には遂ひ洩れることがあるのである...
長塚節 「芋掘り」
...見(み)ても晴々(せえ/\)とする樣(やう)だ」と態(わざ)とらしい樣(やう)にいつて庭(には)に立(た)つた...
長塚節 「土」
...前よりは気分が大分晴々(せいせい)した...
夏目漱石 「それから」
...気色が余程晴々(せいせい)して来た...
夏目漱石 「それから」
...晴々とした田舎の空気を吸いたいのだけれども...
林芙美子 「新版 放浪記」
...阿夫利山などゝいふ山々が澄み切つた空に晴々とそびえてゐた...
牧野信一 「熱い風」
...反対に此方の因循を癒して呉れる程晴々としてゐる...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...晴々しき思いもさせず...
吉川英治 「大谷刑部」
...おまえが持って来てくれた気持は受けておきますから」「じゃあ、逃がしちまえ」丑之助は、晴々といって、藁苞(わらづと)の腹を破った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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