...ただ体格(たいかく)が普通人(ふつうじん)より少(すこ)し大(おお)きく...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...事業と宗教とは自(おのずか)らその性質を異(こと)にするものなりとの観念は普通人間の抱懐する所なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...その標準を普通人におくべきであると思います...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...普通人の考えるが如き生活をひたすらしているのではありません...
太宰治 「虚構の春」
...普通人間の本能であるらしかつた...
徳田秋声 「チビの魂」
...普通人よりはずっと低くして小さかったのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに普通人の標準に比し一人前以上の仕事する人である...
新渡戸稲造 「自警録」
...普通人には見ることの出来ぬ...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...あまりに普通人の健康なものに比較したばからしさだ...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...普通人が行っても効力があるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...普通人の音の感覚できいているのは私や太郎やああちゃんよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どんなにりっぱな人物でも普通人は普通人なのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...普通人には絶対に与えられぬと父である関白も思っていた娘なのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...最も容易に普通人をして納得せしめ得る方法は...
柳田国男 「家の話」
...栄養も普通人より良好らしく見えた...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...普通人程にビク付きはしなかった...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...腰まわりも普通人の倍にちかい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...普通人の顔の四倍もありそうなその仮面を...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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