...これはまた類なき合唱歓呼――晨星(あけのほし)声を揃えて歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
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田中貢太郎 「愛卿伝」
...今日では晨(あした)に一つ道を聞いただけでは夕べに死ぬ気には容易になれぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...二十八日晨起く、寺僧既に端然衣を整へて出で行くを促す...
長塚節 「草津行」
...その晨方(あさがた)が寒いだらうと...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...花晨月夕(かしんげっせき)の興も尽きはてようし...
夏目漱石 「創作家の態度」
...会場は花晨亭(かしんてい)といって...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...飛び交ひなだれ堕ちる星晨や殺気のむらむらや...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...これ太陽晨(あした)に天に昇るを兎の蹶起(けっき)するに比したんじゃ(バッジ『埃及諸神譜(ゼ・ブック・オブ・ゼ・エジプシアンス)』巻一)...
南方熊楠 「十二支考」
...北野天満神の廟の牝鶏晨を報ずるなり...
南方熊楠 「十二支考」
...晨子の運命を明るくしたいという親心を...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...晨(あした)も夕べも品々に囲まれて暮れる...
柳宗悦 「民藝四十年」
...晨(あした)も夕(ゆうべ)も...
柳宗悦 「民藝四十年」
...晨は襖子(ふすま)にもたれて立つて居る...
與謝野晶子 「帰つてから」
...遠い昔にはその丸十一ケ月前に生れて牛乳で育てられて居た晨がひよわな子で...
與謝野晶子 「帰つてから」
...鏡子はふと晨坊はどうしたであらうと思つて胸を轟(とゞろ)がせた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...……晨(あした)の旅じたくもございますから」「まだ...
吉川英治 「私本太平記」
...晨(あした)の米の値のほうが...
吉川英治 「旗岡巡査」
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