...愚図々々するとぶんなぐるぞ」「趙司晨の妹はまずい...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...◯次の第七節に言う「かの時には晨星(あけのほし)あいともに歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...朝夕の出船入船、落ち込む客の全盛は、花の晨雪の夕、十六島はいふも更なり、香取、鹿島、息栖、銚子の浦々まで一望に浮び、富士、筑波の兩峯は西南に連なり、眺望世にすぐれたる好境也』と...
大町桂月 「北總の十六島」
...月落ち参(しん)横たわるの晨(あした)...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...菜籠(なかご)に一摘(ひとつみ)ばかり残れるは明朝の晨炊(あさめし)の儲(もうけ)なるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼(かれ)は近來(きんらい)にない晨起(はやお)きをしたので...
長塚節 「土」
...会場は花晨亭(かしんてい)といって...
夏目漱石 「坊っちゃん」
......
槇村浩 「青春」
...門もまた昏に閉じ晨に開き...
南方熊楠 「十二支考」
...論士サッダーこれを駁して牝鶏の晨するものは牡鶏同様魔を殺すの功あろうから殺すべからずと言うた...
南方熊楠 「十二支考」
...晨子はもう西洋へ参ると申すのばかりが嬉しいものと見えましてね...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...晨ちゃんがよこしています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「栽竹、五月十三日静宜亭宿題」の五律二首、「関帝図、同上」の七絶一首、「晨起、席上分韻」の七絶二首がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...晨は襖子(ふすま)にもたれて立つて居る...
與謝野晶子 「帰つてから」
...晨は熊のおもちや...
與謝野晶子 「帰つてから」
...晨が書棚の横の五寸と一尺程のひこんだ隅に立つて居た事に気が附いたのである...
與謝野晶子 「帰つてから」
...……晨(あした)の旅じたくもございますから」「まだ...
吉川英治 「私本太平記」
...まだ夜のような冬の晨(あした)だが...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索