...1931年の風雲を寂しく語つてゐるタンクが早晨(アサ)の大霧に赭く錆びついてゐる...
李箱 「熱河略図 No.2」
...早晨(そうしん)の日の光が射しとおしてくる景色などは...
上村松園 「山の湯の旅」
...七節には「かの時には晨星(あけのほし)相共に歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ついに明治二十二年我が帝国憲法は紀元節の佳晨(かしん)を卜(ぼく)して...
大隈重信 「選挙人に与う」
......
田中貢太郎 「愛卿伝」
...今日では晨(あした)に一つ道を聞いただけでは夕べに死ぬ気には容易になれぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...晨に出發して、夕べにやぶれる徘徊の氣持が、伊津子に嘔吐をもよほさせさうだつた...
林芙美子 「玄關の手帖」
...とにかく日本で晨星もただならざるほど少ない菌学者の一人を喪ったことはまことに遺憾の至りである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...僧いう晨を司る鶏は必ず童を以てす...
南方熊楠 「十二支考」
...本邦にも牝鶏の晨するを不吉とした...
南方熊楠 「十二支考」
...晨子は、静かな、おっとりした何でもひとまかせな性質であった...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...晨子さまの御仕度かたがたお揃いで京...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...先般来晨子のことでは一方ならぬ御配慮を煩し...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...「栽竹、五月十三日静宜亭宿題」の五律二首、「関帝図、同上」の七絶一首、「晨起、席上分韻」の七絶二首がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...滿、瑞木、健、花木、晨、榮子と云ふ順に気にかゝるとは何時(いつ)も鏡子が良人(をつと)に云つて居た事で、瑞木は双子(ふたご)の妹になつて居るのであるが、身体(からだ)も大きいし、脳の発達も早くから勝(すぐ)れて居たから両親には長女として思はれて居るのである...
與謝野晶子 「帰つてから」
...花木も晨も来た...
與謝野晶子 「帰つてから」
...『晨坊、いらつしやい...
與謝野晶子 「帰つてから」
...……晨(あした)の旅じたくもございますから」「まだ...
吉川英治 「私本太平記」
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