...晉(しん)の武帝に創(はじま)り...
芥川龍之介 「念仁波念遠入礼帖」
...それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云ふやうな物を手あたりしだいに讀んでゐた關係から、怪談に特殊な興味を覺えてゐたことも原因してゐるのであらう...
田中貢太郎 「「日本怪談全集」序」
...又邵晉涵の爾雅正義には呂氏春秋造類篇に元者吉之始也とあるのを擧げ...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...それに依つて晉の荀が四部の目録を作つた...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...晉は間もなしに非常な亂世になつて...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...それから江南地方で國を中興して東晉になりますが...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...歴史を讀んでゐるものが「晉師伐秦三豕渡河」といふ文句を讀んでゐるのを聞き...
内藤湖南 「支那目録學」
...晉の李充より始まることも七録の序に見える...
内藤湖南 「支那目録學」
...七録には既に七略から漢書藝文志、晉の中經、その他南朝の書籍増減の總數を書いてゐるが、隋志にも書籍集散の事情をよく書いてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...(閔元年)其三卿分晉之後之言乎...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...國學者並に史家の間には、之が九州から出たので大和の朝廷には關係の無いものと解釋する人が多く、非常に詳しく書かれてある卑彌呼の記事も九州地方の女酋であると謂ひ、又た東晉より宋、南齊にかけて倭國王に與へた官爵がいろ/\あるが、其の一例を謂へば使持節都督倭百濟新羅任那秦韓慕韓六國諸軍事安東大將軍倭國王などと謂ふものがあるが、此等も多分日本から任那に派遣せられて居る太宰(みこともち)が朝廷の名を濫用したのであらうなどとも解釋せられて居る...
内藤湖南 「聖徳太子」
...隋の文帝は魏晉以來の名族專有の政治を改めて郷官を廢し...
内藤湖南 「聖徳太子」
...西晉頃の書が現れて來る...
内藤湖南 「北派の書論」
...反晉派たる現在の衞侯に楯突かうとしたに外ならぬ...
中島敦 「盈虚」
...晉であらうことだけは判るが...
中島敦 「盈虚」
...晉國の壓迫と太子の專横とに對して確乎たる處置を講ずる代りに...
中島敦 「盈虚」
...晉になると九江の廬山の松が珍重され...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...晉の武都の太守李仲文...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
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