例文・使い方一覧でみる「昵」の意味


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...』と智惠子は俯向いたお利代の胸の邊を(ぢつ)と瞶(みつ)めた...   』と智惠子は俯向いたお利代の胸の邊を昵と瞶めたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...「マリヤ様の昔懇(むかしなじみ)だよつて極楽に入らさせて呉れさつしやれ...   「マリヤ様の昔昵懇だよつて極楽に入らさせて呉れさつしやれの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...不断顔懇(かほなじみ)の坊さんが出て来て(医者が来るのが遅過ぎる時には...   不断顔昵懇の坊さんが出て来て(医者が来るのが遅過ぎる時にはの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...最後の一瞥を長い間の懇(じつこん)だつた大地の上に投げた...   最後の一瞥を長い間の昵懇だつた大地の上に投げたの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...もうここらの色に(なじ)んで...   もうここらの色に昵んでの読み方
徳田秋声 「足迹」

...その社会の空気に(なじ)まず...   その社会の空気に昵まずの読み方
徳田秋声 「縮図」

...お今を男に(なじ)ませようと試みた...   お今を男に昵ませようと試みたの読み方
徳田秋声 「爛」

...然し庄吉は何だかお主婦さんに(なじ)めなかった...   然し庄吉は何だかお主婦さんに昵めなかったの読み方
豊島与志雄 「少年の死」

...故人と懇(じっこん)の浪人者...   故人と昵懇の浪人者の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...死んだ蔵人とわけても懇(じっこん)にしていた...   死んだ蔵人とわけても昵懇にしていたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...身分は違うが懇(じっこん)にしているから...   身分は違うが昵懇にしているからの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...鉄砲笊を担いで歩く屑屋と懇でいいものでしょうかね...   鉄砲笊を担いで歩く屑屋と昵懇でいいものでしょうかねの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...何となく長い間の懇な間柄でもあるやうな親しさが湧いてきた...   何となく長い間の昵懇な間柄でもあるやうな親しさが湧いてきたの読み方
林芙美子 「雨」

...正寧は卒然近の少年を顧みて云つた...   正寧は卒然昵近の少年を顧みて云つたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...(したし)むこと兄弟の如くであつた...   昵むこと兄弟の如くであつたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...金之助の父の助左衛門と千五郎とは極めて懇(じっこん)のあいだがらで...   金之助の父の助左衛門と千五郎とは極めて昵懇のあいだがらでの読み方
山本周五郎 「落ち梅記」

...仙石殿ご懇(じっこん)のその剣客者はいずれにある...   仙石殿ご昵懇のその剣客者はいずれにあるの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...懇(ちかづき)を求めたのだが」「善いかな」弁円は...   昵懇を求めたのだが」「善いかな」弁円はの読み方
吉川英治 「親鸞」

「昵」の読みかた

「昵」の書き方・書き順

いろんなフォントで「昵」


ランダム例文:
まっかな嘘   笑顔を見せる   山小屋  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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