例文・使い方一覧でみる「映え」の意味
スポンサーリンク...夕映えの光もほとんどさしこまなかった... 
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...素晴らしく光り輝く幸福に照り映えるように思われることが...
石川欣一 「可愛い山」
...其内側に吊した白木綿の垂帛（カーテン）に洋燈の光が映えて...
石川啄木 「病院の窓」
...それから夕陽が赫々（かくかく）と赤耀館の西側の壁体に照り映えるころを迎えましたが...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...心持ち赤茶けながらくっきりと映えあがって来た...
大阪圭吉 「死の快走船」
...空は美しい夕日に映えて...
大阪圭吉 「闖入者」
...松明の光に映えて秋の流れは夜の錦（にしき）と見え...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その飾電灯に映えて眼も醒めんばかりに輝いた波斯絨氈（ペルシャじゅうたん）の上に放ったその犬が...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...星のやうに空色の天井に照り映えて...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...冬陽に映える赤光が目を奪って離さない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...化粧映えは勿論白粉の粒子の大きさや粒の大小の揃い方などにもよるのであるが...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...上流人士の集ふ料理店テグネルの電光映え輝く玄關に横づけになつた...
南部修太郎 「死の接吻」
...全く水色に映えてゐた...
牧野信一 「眠い一日」
...薄ら寒い心持ちが胸に映える...
水野葉舟 「黄昏」
...信二はその銀翼がきらきらと日本の上空に照り映える日も間近いのだと思った...
山川方夫 「その一年」
...旅行者は茜色（あかねいろ）の光にくっきり映え...
山川方夫 「箱の中のあなた」
...人々の面にも照り映えて見えた頃...
吉川英治 「三国志」
...照り映える青葉の色と匂いに室内も染りそうだった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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