...「彼は私の昔馴染で、高校時代からの友人だ...
...「今日は久しぶりに昔馴染と会って、話が盛り上がった...
...「昔馴染の人たちと旅行に行くことになった...
...「子供の頃からの昔馴染が結婚式を挙げることになった...
...「昔馴染たちとの再会が楽しみだ...
...その昔馴染みと云うやつがね...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...私(わたくし)も何(なに)やら昔馴染(むかしなじみ)の老人(ろうじん)にでもめぐり逢(あ)ったような気(き)がして...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...昔馴染の男へ訴えたらしいんですよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...無垢な昔馴染の男に出会つた時の事で...
薄田泣菫 「茶話」
...昔馴染(なじみ)の友達の住所をやっと思出しました...
竹久夢二 「都の眼」
...この昔馴染(むかしなじみ)の人達がいかに生活してゐたかといふことが漸(やうや)くわかつて来たやうな気がした...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...昔馴染の友達の着飾った姿のような気がした...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...また何か一興を供することが出来ると思うんだがね」昔馴染の室は...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...綺羅を飾った豪勢な社交場裡にいるわけじゃないんですものねえ! われわれ二人は、心を許しあった舊友なのだ、昔馴染なのだ、そして謂わば誠心誠意でもって今ここに再會して、曾ての何ものにも換えがたいお互いの交誼を偲び合い、且つはまた貴くも懷かしい環としてわれわれ二人の友情をつなぎ合わせてくれた亡妻のうえを、偲んでいるところですものねえ!」そう言いながら、彼は自分の感情の大法悦にうっとりとなって、またも先刻のようにぐったりと頭を垂れ、今度は例の帽子で顏をかくした...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...昔馴染のお客さんなんかに出逢って...
豊島与志雄 「阿亀」
...この昔馴染(むかしなじみ)の若造を...
中里介山 「大菩薩峠」
...お咲は昔馴染でもあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...義理が惡い昔馴染(むかしなじみ)に取つちめられたとか」「そんな事じやありません」「だつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昔馴染を辿(たど)つて此處に轉げ込んだ三十男ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊八の昔馴染(むかしなじみ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前の昔馴染(なじみ)だろう...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...昔馴染といふのをよい事にして...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...十年余り前に靜と鏡子が渋谷で新(しん)世帯を持つた頃に逢つた限(き)り逢はない昔馴染(なぢみ)の小原(をはら)も来て居た...
與謝野晶子 「帰つてから」
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