...旧臘(きゅうろう)ことの次第を詳細博士のもとへ書き送りて...
井上円了 「おばけの正体」
...契約書の内容は旧臘梁田郡長が郡下の各村長を集めて示した草案と大差ないもので...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...旧臘同村ほか二カ村の村長から突然書信をもって請願運動に参加したいとの申しこみがあり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...高橋は旧臘の自分の経験にひき較べていたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...衆議院は旧臘解散になって...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造は旧臘以来宿痾の脳病が思わしくなく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...旧臘二十一日に星の辞職となった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...旧臘(きうらふ)大連(たいれん)へ往つたが...
薄田泣菫 「茶話」
...五 謎の決闘旧臘(きゅうろう)二十四日...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...私は旧臘(きゅうろう)からのゴタゴタで...
田中英光 「野狐」
...唐人街、新市街、どこを歩いても、見切品ばかりが眼について嫌になつちまう、人間がそも/\見切だから詮方もないが、実は旧臘以来、安物ばかり買はされてきたせいだ...
種田山頭火 「行乞記」
...旧臘(きゅうろう)押し詰まっての白木屋(しろきや)の火事は日本の火災史にちょっと類例のない新記録を残した...
寺田寅彦 「火事教育」
...旧臘(きゅうろう)珍らしく暖(あたたか)だったので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...旧臘(きゅうろう)押しつまりて帰朝しつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...旧臘某日の事とか...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
......
永井荷風 「雨瀟瀟」
...旧臘(きゅうろう)解散した脚本部の人たちの顔もみんな見えた...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...旧臘(きうらふ)幕府暴政之節被戮(りくされ)候者祭祀迄被仰出(おほせいだされ)候由...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
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