...秘密や知識を共有する場で、「この話は日知録にでも書いておきましょうか」という使い方がある...
...「日知録をつける」とは自分なりの学習や研究の記録を残すこと...
...日々学びを深めていく中で、日知録をつけることが大切だと言われている...
...「日知録」という言葉自体はあまり一般的ではなく、書名やタイトルなどとして使われることが多い...
...其(そ)の日知ったのである)東京の北郊(ほくこう)飛鳥山(あすかやま)の地続きにある閑静(かんせい)な研究所で...
海野十三 「階段」
...*伊藤野枝宛・大正八年八月十日知れてはいるだろうと思うが...
大杉栄 「獄中消息」
...あくる日知事は県庁へ出ると...
薄田泣菫 「茶話」
...その人が君の親戚の人であることを私は先日知ったのだが...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...ところがある日知人を訪ね...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...明日知れぬいのちゆえ...
太宰治 「鴎」
...と来年どころか明日知れぬ八十あまりらしい見るかげも無き老躯(ろうく)を忘れて呟いている慾(よく)の深さに...
太宰治 「新釈諸国噺」
...碧梧桐氏逝去を今日知つた(新聞を見ないから)...
種田山頭火 「其中日記」
...――それから翌(あく)る日知らん顔をしてここへやって来て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...けれども今日知性的な直觀を優越な認識の作用と考へる場合にもなほ道徳的條件を認識のために必要な前提として考へないといふことは何によるであらうか...
三木清 「認識論」
...昨日(キノウ)今日知りあった仲ではないに……第一の精霊(チラッと第三の精霊の方をぬすみ見しながら)ほんとうにそうじゃ...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...この暴動の種であったということを今日知らぬ労働者はない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...「長き世をたのめてもなほ悲しきはただ明日知らぬ命なりけりこんなにまであなたが恋しいことから前途が不安に思われてなりませんよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日知られている内地の習俗は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...大よそ今日知られている小鳥の中で...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...今日知れている限りの山人生息地は...
柳田国男 「山の人生」
...今日あって明日知れぬ武門の身には――三法師のいじらしい姿をながめて...
吉川英治 「新書太閤記」
...――明日知れぬおそろしい世音(せおん)の暗い風が――そのままここ揚子江(ようすこう)に近い夜空いちめんな星の色にも不気味な凄涼(せいりょう)の感を墨(すみ)のごとく流している今夜であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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