...秘密や知識を共有する場で、「この話は日知録にでも書いておきましょうか」という使い方がある...
...「日知録をつける」とは自分なりの学習や研究の記録を残すこと...
...日々学びを深めていく中で、日知録をつけることが大切だと言われている...
...「日知録」という言葉自体はあまり一般的ではなく、書名やタイトルなどとして使われることが多い...
...今日知りたいと思ったことはそれだけだった」「まあ気味がわるい...
海野十三 「地球盗難」
...ところがある日知人を訪ね...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...明日知れぬいのちゆえ...
太宰治 「鴎」
...彼は翌日知人を訪うて精(くわ)しい容子を聞くことにして...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...平兵衛は後日知人に向ってこんなことを云った...
田中貢太郎 「水面に浮んだ女」
...自分たちにも明日知れぬ命との実感があり...
田中英光 「さようなら」
...顧亭林の日知録にも見えたれども...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...先日知り合ひになった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...翌日知人の間で工面した金で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...けれども今日知性的な直觀を優越な認識の作用と考へる場合にもなほ道徳的條件を認識のために必要な前提として考へないといふことは何によるであらうか...
三木清 「認識論」
...昨日(キノウ)今日知りあった仲ではないに……第一の精霊(チラッと第三の精霊の方をぬすみ見しながら)ほんとうにそうじゃ...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...この暴動の種であったということを今日知らぬ労働者はない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...「長き世をたのめてもなほ悲しきはただ明日知らぬ命なりけりこんなにまであなたが恋しいことから前途が不安に思われてなりませんよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日知れている限りの山人生息地は...
柳田国男 「山の人生」
...しかもその明日知れないいのちをいかによく今日を生きようかとする気持もつよかった...
吉川英治 「黒田如水」
...なけなしの襤褸(ぼろ)だの貧しい家財を担(にな)って子の手をひいてゆく者だの――明日知れぬ運命へ駆り立てられながら...
吉川英治 「三国志」
...今日あって明日知れぬ戦国に...
吉川英治 「新書太閤記」
...――明日知れぬおそろしい世音(せおん)の暗い風が――そのままここ揚子江(ようすこう)に近い夜空いちめんな星の色にも不気味な凄涼(せいりょう)の感を墨(すみ)のごとく流している今夜であった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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