...山中暦日なしじゃあねえ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...2.家大なれば寧日なし...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...決して昨日なしにないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...箱庭の月日あり世の月日なし己(おの)が羽(はね)の抜けしを啣(くわ)へ羽抜鳥(はぬけどり)六月二十四日 鎌倉俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...人物論の新聞雑誌に顕はるる殆(ほとん)ど虚日なし...
津田左右吉 「史論の流行」
...寝床の上で毎日なしくずしに少しずつ死んでゆくよりか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鰹が五百なり初鰹女房日なしへいつけてる初鰹女房は質を請けたがりがよく諷してゐる...
長谷川時雨 「初かつを」
...その上公休日なしです...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...づーっと補助椅子の出ない日なしといふ景気になるらしいので安心する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...なかなか頭の中に休暇日なしです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「天に二日なし」の語があるように...
柳田国男 「故郷七十年」
...このときをおいて他日なしと...
吉川英治 「三国志」
...天に二つの日なしという信念が...
吉川英治 「三国志」
...また尊氏は日頃「わが亡父(ちち)には命日なし」といっているのだそうで...
吉川英治 「私本太平記」
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