...婚礼の日どりがさだめられた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...それにつけても一度先方の人たちに逢っておくことが望ましいのでその日どりを打合せるうちにも目前の必要に迫られて幾度かきてもらった...
中勘助 「結婚」
...帰京の日どりが分らぬので困る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...出勤も同じぐらいの日どりですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日どりが本年は特に重っているのでそうなってしまいます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日どりなどを決めていたものですから失礼いたしました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫人と約束をした日どりまでも変えずにその夜から常陸守(ひたちのかみ)の娘の所へ通い始めることにした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...猟の日どりを知らせた...
室生犀星 「姫たちばな」
...いずれ近日うちに日どりをきめてご相談にまいりましょう」「なにごともおまかせ申しまする...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「祝言の日どりを少し延ばしてもらいたい」ということを北島から申入れて来た...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...日どりを諜(しめ)し合せて...
吉川英治 「江戸三国志」
...――かりに増鏡などの日どりで行くと...
吉川英治 「私本太平記」
...御予定の日どりまでには...
吉川英治 「新書太閤記」
...その日どりと時刻も約束して...
吉川英治 「平の将門」
...すでに死罪打首の日どりは...
吉川英治 「源頼朝」
...彼の手代は奥州(みちのく)へ帰る日どりを彼に諮(はか)った...
吉川英治 「源頼朝」
...日どりと時刻は」「松の内か...
吉川英治 「宮本武蔵」
...公儀のお許しがすめば、もう世間へ知れてもよい」「では、いずれ近日に、改めて、結納(ゆいのう)を持って出直して参る」「左様か、では、婚儀の日どりは、その時のご相談としようか」五百之進は、花世を連れて帰った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索