...旅の途中(とちゅう)でなくなったのか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「すずの兵隊さん」
...大黒を越え細野へ出ようという旅の途中で一泊した...
石川欣一 「可愛い山」
...「でもその長い旅の途中で...
鈴木三重吉 「星の女」
...長の旅の途中で娘を一人拾って来たというだけの...
中里介山 「大菩薩峠」
...天竺(てんじく)への旅の途中にたまたま通りかかった三蔵法師(さんぞうほうし)が五行山頂の呪符(じゅふ)を剥(は)がして悟空を解き放ってくれたとき...
中島敦 「悟浄歎異」
...ある人が旅の途中で行く手を遮る川に遭遇し立ち止まって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...旅の途中にわざわざ立寄って呉れたものを心からの言葉ひとつ掛けてやれずに帰らせてしまったのか...
堀辰雄 「菜穂子」
...……旅の途中、二人分の簡単な身のまわりの物だけ詰めこんできた例のラケット入れは相当重くなったが、そんなものを女に持たせるのはどうかと思うので、最初のうちは自分でいかにも颯爽(さっそう)と持って歩いたが、すぐへたばってしまった...
堀辰雄 「晩夏」
...まだ僕らは旅の途中なんだよ...
横光利一 「旅愁」
...母のみやげにと茶を求めて帰る旅の途中...
吉川英治 「三国志」
...旅の途中の虐殺さえありがちなのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...はやわしは征旅の途中...
吉川英治 「私本太平記」
...甲山の将士いかに猛(たけ)しといっても……信玄を亡(うしな)っては」「旅の途中...
吉川英治 「新書太閤記」
...……がいまは公孫先生をさがす旅の途中...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「州(うんしゅう)の捕手頭(がしら)、雷横(らいおう)さんてえお方が、旅の途中とかで、統領(とうりょう)や宋江さまに会いてえといっておりやすが」「なに州の雷横さんだと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また旅の途中という様子もない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...こんどの旅の途中で...
吉川英治 「源頼朝」
...近くの旅の途中から...
吉川英治 「源頼朝」
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