「方寸」の意味
心の奥底や本心
「方寸」の例文(場面別)
- 日常会話「方寸が乱れて、何も手につかないよ」
- 文学表現「彼女の言葉で私の方寸は揺らいだ」
- ビジネス「緊急時でも方寸を乱さず対応を」
- 心理カウンセリング「クライアントの方寸に寄り添う姿勢が大切です」
小説での「方寸」の使い方
...例:彼女の方寸は読み取れない...
...例:方寸の地に家を建てる...
...例:方寸を定めて監視する...
...例:方寸に思うままに泣いた...
...例:料理の味付けには、方寸が大事だ...
...自分にも身邊方寸の霧を照す微光がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...方寸城中一点の迷塵(めいじん)をとどめざるものに限ります...
井上円了 「おばけの正体」
...それに「方寸」の連中...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...何のためか――それは親爺の方寸にあることです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...方寸の通りに行動するものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのあとを覘(ねら)おうとの方寸を三成が吉隆に打明けたのであった...
中里介山 「大菩薩峠」
...意気を方寸に包んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...人というものは迷う時は方寸も千里の闇に似て...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人の世界を方寸に纏(まと)めたる団子(だんし)と...
夏目漱石 「虞美人草」
...コン吉はなんとか公爵をなだめてキャンヌに引返そうという方寸...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...全く婦人の方寸(ほうすん)に存することにして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...その方寸(ほうすん)の中には竊(ひそか)に必敗を期しながらも...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...今の談理家はおの/\おのが方寸の小宇宙に彷徨(はうくわう)逍遙して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...彼には彼の方寸(ほうすん)があるので...
山本周五郎 「百足ちがい」
...目下の方寸誰が何を云えようか...
横光利一 「夜の靴」
...すこしおれにはおれの方寸がある」「どうしても...
吉川英治 「江戸三国志」
...すべて宋江と花栄(かえい)の方寸から出たものだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかとした方寸(ほうすん)がたたみこまれているものと信じて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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