例文・使い方一覧でみる「新生面」の意味
スポンサーリンク...全く新生面を開く大発見にと志した... 
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...過去の日本歴史に於いては嘗て實現せられざりし新生面を發展せしむ可き可能性が與へられてゐるかも知れないのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...刹那刹那に新生面を開展し行く現實の進歩である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...もし長くその椅子に坐していたら必ず新生面を拓（ひら）く種々の胸算（むなざん）があったろうと思う...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...短かい飜訳であるが啻（た）だ飜訳界の新生面を開いたばかりでなくて...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...一新生面を展（ひら）きたいものである...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...当時一般から彫刻の新生面と目されたのであるが...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...突然にどこからか現われて来て新生面を打開するような対象が...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...それらを新生面に導かんとしつつあるかのようである...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...目に立つほどの新生面を開く機会なく続いた...
夏目漱石 「門」
...この人は日本の木彫に一新生面を開いた人ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...彼女は漸（ようや）く自己の新生面を開こうとしたおりに...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...劇に新生面を開いてゆかなければならないと...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...新生面を打開しようと決意したが...
久生十蘭 「湖畔」
...日本の現在の文學にもまた他の一新生面が開けて來るであらう...
吉江喬松 「山岳美觀」
...とにかく現代人の要求を充たすに足りる新生面の開拓の努力は喜ぶべきことである...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
...川端氏の画は日本画としては確かに一つの新生面である...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
...それが胸を打つほど印象の強い新生面であった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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