...学生時代の僕は第三次並びに第四次「新思潮」の同人(どうじん)と最も親密に往来(わうらい)してゐた...
芥川龍之介 「「仮面」の人々」
...(新思潮創刊号)○酒虫(しゅちゅう)は材料を聊斎志異(りょうさいしい)からとった...
芥川龍之介 「校正後に」
...新思潮は新潟(にいがた)県にまじめな読者をかなり持っているそうだ...
芥川龍之介 「校正後に」
...ひとり新思潮のためのみならず...
芥川龍之介 「校正後に」
...(以上新思潮第七号)○「煙草(たばこ)」の材料は...
芥川龍之介 「校正後に」
...(以上新思潮第九号)○夏目先生の逝去(せいきょ)ほど惜しいものはない...
芥川龍之介 「校正後に」
...三僕等「新思潮(しんしてう)社」同人(どうじん)の列したるは大正天皇の行幸し給へる最後の卒業式なりしなるべし...
芥川龍之介 「その頃の赤門生活」
...第三次の新思潮を出す時に...
芥川龍之介 「豊島与志雄氏の事」
...途中で三代目の「新思潮」の同人になって...
芥川龍之介 「羅生門の後に」
...常に自分を刺戟(しげき)し鼓舞してくれる「新思潮」の同人に対して...
芥川龍之介 「羅生門の後に」
...世界の新思潮に觸れた神經過敏の詩人で而も昔のミルトンやバイロンを忍びつつ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...到(いた)る処(ところ)に新思潮と矛盾し衝突しつゝあるにあらずや...
綱島梁川 「国民性と文学」
...それは廃刊した新思潮第二号所載の脚本『象』...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...「新思潮」の二月号が刷りあがつて来るはずである...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...新思潮のジャーナリズムで色付け得るから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...雜誌「新思潮」に屬する若い作家たちだつた...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...同時に『新思潮』という文学雑誌を中心に芥川龍之介が「鼻」「羅生門」などを発表し...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第一巻)」
...それの刺戟剤となった宋学の新思潮...
吉川英治 「私本太平記」
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