...新妻が挙式の準備をしている...
...私の友達は新妻のお姉さんです...
...彼女は新妻が似合うウェディングドレスを選んだ...
...新妻はウェディングケーキの味を試食した...
...花嫁姿の新妻がとても美しかった...
...「新妻(にいづま)の事でも想像して魂がもぬけたな」一人がフランシスの耳に口をよせて叫んだ...
有島武郎 「クララの出家」
...ひとつき程は彼も新妻をめづらしがつた...
太宰治 「陰火」
...新妻は、兩親の家に歸ったきり、まもなくわずらいついて、死んでしまった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...レニエーの小説というのは新妻の趣味を解せざる事を悲しみ憤(いきどお)る男の述懐である...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...合(ごうきん)の夢もまだ浅い新妻が...
久生十蘭 「白雪姫」
...夫雀怒って婆様黙れと言うと新妻夫の嘴(くちばし)を外れ川に落ちて死んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...新妻を娶ると直(す)ぐさま所有(あらゆる)鎖鑰(じょうかぎ)を彼女に附(わた)し...
南方熊楠 「十二支考」
...良人は高貴な新妻をお迎えしたものであろうと思うと寂しかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」匂(にお)やかな新妻はやっと笑って見せただけであった...
室生犀星 「津の国人」
...新妻隼人は、六郎兵衛が伊達兵部から月づき多額な金を受取っていること、それは或る役目を引受けているためで、そこもとたちはそのとき利用されるのだ、ということを告げ、それを承知だろうなと云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...家老の新妻隼人(はやと)が奥へ導いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...任地へ赴任の途中新妻をつれて車に乗り宿屋へ着いたとき...
横光利一 「静安寺の碑文」
...この死の新妻ともがき鬪つた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...孔明の新妻が、不縹緻(ぶきりょう)なことは、この俚謡(りよう)もいっているとおり、村では噂のたねらしい...
吉川英治 「三国志」
...高氏はその新妻の手も払って...
吉川英治 「私本太平記」
...きょう初めてご邸内を観(み)るという新妻(にいづま)も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...良人(おっと)が日課の読経をつとめている間、新妻は、居室を清掃し、釜殿(かまどの)にまで出て、いそいそ立ち働いていた...
吉川英治 「源頼朝」
...新妻を撫でさすりながら...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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