...いろいろな不思議な光景や新奇な物を見ながら...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...世界には新奇なものの絶えまない流入があるのに...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...新奇な微妙な享楽を...
ボードレール 富永太郎訳 「人工天国」
...和音の新奇な組み合わせを求めて――表現のためかもしれないが――頭髪が白くなるほどの苦心をした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...新奇な遠い物質で...
豊島与志雄 「白蛾」
...その感じはきわめて新奇なもので眠りを乱したのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...むしろたえず新奇な工夫をこらして...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...即ち実に多くの新奇な流派が簇出したのであつて...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...新奇なもの浮薄なものを峻拒(しゅんきょ)して...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この大膽にして新奇な試みは...
萩原朔太郎 「青猫」
...誰にも思い掛けない全く新奇な事実を伝えるのに不十分であり...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...新奇な考案が湧いて出る――もっともそれは考案の素材だけではあるが――で...
長谷川伸 「奇術考案業」
...新奇な名論を紹介する能はざると...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...いくつかの新奇な理解不能の原理を捏造する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それらの太刀先や振舞ひの間から真に新奇な型を発見して之を奥義の巻物のうちに加へるといふのが代々の当主の役目として掟となつてゐる...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...容易に新奇な型を樹立するに足るだけのヒントが得られなかつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...新奇なる事を詠めといふと...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...新奇なる者に就きて虚心平氣に其調和せりや否やを考へて後に取捨すべきなり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
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