...日米の国交は断絶した...
海野十三 「空襲葬送曲」
...性の観念を断絶した中性としてすべて扱われた...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...戦争中の断絶した国交のままになっているから...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...それがために扶持を召し放されて田宮家は断絶した...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...続いて庄兵衛が十日目になって歿くなったので田宮家は又断絶した...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...これも病気になって歿くなったので秋山家も断絶した...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...数年断絶したことの知れている家を...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...建国以来曾(かつ)て国脈を断絶したることなしとて...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...人倫の道も断絶したる暗黒世界なりとて...
福沢諭吉 「徳育如何」
...無嗣死亡のために断絶した一万石以上の諸侯の数が合計六十一家...
穂積陳重 「法窓夜話」
...諸大名の嗣子無くして死んだためにその家の断絶した例は追々少なくなり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...行旅(たびびと)断絶した...
南方熊楠 「十二支考」
...徳川家に弓を引いて断絶した家々の部下で...
柳田國男 「名字の話」
...「茂庭と断絶したことは間違いない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...家名も断絶したうえ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やり切なくなって断絶した残骸でなければならぬ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...小早川家は断絶した...
吉川英治 「剣の四君子」
...断絶した師家の怨みを...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索