例文・使い方一覧でみる「昔の世」の意味
スポンサーリンク...「昔の世」ならばさっそく火あぶり... 
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...今の世の中が悪くて昔の世の中がいいのだ...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...三四十年も昔の世界が...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...昔の世の中がよく治まったのは...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...環境の類似が自（おのずか）ら二人を昔の世界へ呼び戻したのであったかも知れない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...大事なことはこの世論という概念は決してそのような昔の世論を反映して発生して来たものではないという点である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今一度遠い昔の世をふり返ってみるような心地で...
豊島与志雄 「恩人」
...時代を超越してあたりを昔の世に引き戻した...
永井荷風 「草紅葉」
...往昔の世山麓に浪士あり...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...昔の世慣れない姿勢の悪い青年でいらっしゃらないのに当惑いたしたのでございます...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...日常はこれまでと些も変らないように店をやり昔の世話をやき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...遠い昔の世の海上浄土...
柳田国男 「海上の道」
...昔の世の「あらゆみまゆみ」のように...
柳田国男 「海上の道」
...それが昔の世にひろく行なわれた神の口寄（くちよ）せというものの方式だったので...
柳田国男 「こども風土記」
...地図も記録もなかった昔の世の人たちは...
柳田國男 「日本の伝説」
...これは我邦（わがくに）の昔の世にはないことであり...
柳田国男 「母の手毬歌」
...機にねっしんだった昔の世の娘たちには...
柳田国男 「母の手毬歌」
...遠い昔の世まで我々を回顧せしめる...
柳田國男 「夢と文芸」
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