...今日の紛糾錯綜入乱れた文化の葛藤を解決し制馭(せいぎょ)する威力のないものであるというのが二葉亭の禅に対する断案で...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...私の概念的な粗雑な断案を...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...もとより断案を下し難しと雖も...
高木敏雄 「比較神話学」
...そこで余事はさておきここにはまずこういう断案だけを下しておきましょう...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...それに較(くら)べて私が乞食だという彼の断案には承知できないものがあった...
太宰治 「母」
...この断案を尊重することが国防上必要だということを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「社会時評」
...まず断案を頭から...
中里介山 「大菩薩峠」
...お内儀さんの最後の断案も...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう一句の断案を下しました...
夏目漱石 「行人」
...種属全体に通用する犬と云う断案は出て来ません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...彼は今得たばかりのこの新らしい断案を提(ひっ)さげて...
夏目漱石 「明暗」
...私の最後の断案です...
平出修 「計画」
...私はここに断案を下してムクゲをアサガオというのは大間違いであると裁決する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この中に西洋の婦人服と日本の婦人服とを比較して最後の断案が始終動いて居る優美の挙動やまた動くにつれて現はれて来る変化無限の姿を見せるといふ点で日本服はドウしても西洋服に勝(まさ)つて居りますとしてある...
正岡子規 「墨汁一滴」
...わたくしの第一の断案であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは敢て此に大胆なる断案を下さうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これが私の断案である...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...人智の最上の断案で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
便利!手書き漢字入力検索
