...亭主の文七も別れて了へば赤の他人ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...亭主の文七(ぶんしち)がやくざで三年前に別れてしまいました」「お春さんは?」「木更津(きさらづ)でございます」「とにかく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...六それから五六日、錢形平次は八五郎以下の子分や下つ引を動員して、定吉、左門次、徳兵衞、竹次、文七、利八、その他關係者を洗ひざらひ調べ拔きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「誰だ、文七か、利八か」平次も少し気色(けしき)ばみます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...文七は無尽の金が取れるまで逃げるような心配はあるまい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...植辰、文七、友吉、六助夫妻、皆んなお上の手に押へてあるぞ」「お前は何者だ」堀周吉は血眼になつて叱するのを、「平次、父上も御承知だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...行先は橋場の船頭の文七という男の家――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...橋場の文七のところへ行くと、文七は留守...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...橋場の文七は、どこから持出したか、自分の船に大一番の早桶(はやおけ)を積み、諸人を嫌がらせながら、川筋を上へ下へとたった一人で漕(こ)ぎ廻っておりましたが、それもどうしたのか、七日ばかり前からふっつりと姿を見せなくなったというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...だからお神(かみ)さんが納まらないんで、――幸い鳥越(とりごえ)のお百の家を知らないからいいが、あの穴が解った日には出刃庖丁騒ぎだ」近所の衆の暗示に富んだ言葉を手繰って平次と八五郎は鳥越のお百の家というのに行ってみると、四十男の文七は、七日ぶっ通しに呑んで、性(しょう)も他愛もなく酔いつぶれているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町役人や元町の文七と言ふ中年者の御用聞などが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その時の清吉の顏といふものは――」「それは大手柄だ」元町の文七は本當に嬉しさうでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...第一番に縁の下に役り込んであつた血だらけの玄翁(げんのう)を文七が見付けてくれます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其場から文七に引つ立てられました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その間に元町の文七が擧げた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文七は念のためにお糸も調べて見ましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...現馬楽(五代目)とこれだけの人たちの「文七元結」がいま私の耳にのこっているが...
正岡容 「我が圓朝研究」
...去年(寛文七年)の四月から殆んど一年...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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