...公園の敷石がきれいになった...
...敷石を張り替える予算がないため、今は放って置かれている...
...敷石が滑りやすくなって、少し危ない...
...敷石を踏み外して転んでしまった...
...敷石の割れ目に草や雑草が生い茂っている...
...静かに敷石の上を歩き出しました...
芥川龍之介 「白」
...巴里(パリ)の敷石の上をも歩むやうになつた...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...敷石の上をガラガラッと馬車を乗りこませた時だ...
大杉栄 「続獄中記」
...フォンテーヌブローの敷石道に響く車輪や馬足の重々しい音...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...鉄輪の車輪が敷石の上に音をたてたり轍(わだち)を変えて車体にぶつかったりするのを...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...坂の敷石は、二人並んでは歩けない...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...彼女は寒さに身を凍らし敷石の上にうずくまる...
中井正一 「物理的集団的性格」
...屋根を叩き、敷石を叩き、椰子の葉を叩き、夾竹桃の花を叩き落して、すさまじい音を立てながら、雨は大地を洗ふ...
中島敦 「環礁」
...パラオ特有の滑らかな敷石路である...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...石像のごとく立っていた番兵は銃を肩にしてコトリコトリと敷石の上を歩いている...
夏目漱石 「倫敦塔」
...指先にからまって出てきた緋房がバサリと敷石の上へ落ちた...
松本泰 「日蔭の街」
...飛び/\に立っている街燈が覚束(おぼつか)ない光を敷石の上に投げていた...
松本泰 「緑衣の女」
...所々に白く見える石塀の殘りや草の間の敷石などから推して...
三好十郎 「肌の匂い」
...私は長い庭の敷石をつたわりながら...
室生犀星 「幼年時代」
...門から玄関へ通ずる敷石道であった...
山本周五郎 「薊」
...足跡の無いのは敷石ばかりを踏んで出入したせいに相違ない……という事になったらしい...
夢野久作 「巡査辞職」
...附近にシッカリした花崗岩(みかげいし)の敷石が沢山に在るのに...
夢野久作 「巡査辞職」
...敷石の上で雀躍(こおどり)をしていると...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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