...「あの戦闘で敵方に勝った...
...「敵方の戦略を読むのは難しい...
...「敵方が進軍してきた...
...「敵方の攻撃をかわす...
...「敵方との交渉は困難だ...
...敵方は、すこしうろたえはじめました...
海野十三 「怪塔王」
...ときには敵方のイギリス軍の前線へもぶら/\やつて来ることがありました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...巨きい敵方のそれらはそのまま鳥の餌じきとなるにまかせたそうである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その兵乱の一箇月ほど前、四月七日に、将軍家は何といふ理由も無く、女房等をお集めになつて華やかな御酒宴をひらかれ、之まで例のなかつたほどに、したたかにお酒を召され、女房等にもお気軽の御冗談を仰せになつて、我宿ノマセノハタテニハフ瓜ノナリモナラズモ二人ネマホシなどといふ和歌を作られて一座を和やかに笑はせ、ふいと前庭を御覧になつて、お庭の門のあたりを山内左衛門尉さまと、筑後四郎兵衛尉さまが、御警護のためぶらぶら歩いて居られるのにお目をとめられ、あの二人の者をこれへ呼び寄せるやう仰せられ、やがて御縁ちかく伺候したお二人に御盃酒をたまはり、御機嫌よろしくにこにこお笑ひになりながら少しお首を傾け、そのお二人のお顔をつくづくと見まもり、いづれも近く命を失ふ、ひとりは敵方、ひとりは味方、と案外の不吉の御予言を、まるで御冗談みたいに事もなげにおつしやつて、平然として居られました...
太宰治 「右大臣実朝」
...中にはかつて親分鐘五郎の敵方だった者の子分で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...敵方の船に乗っていることが...
火野葦平 「花と龍」
...敵方に騙り寄せられた城将の妻が古来幾度か繰返したような自裁を決行したのか...
宮本百合子 「印象」
...敵方の郭(かくし)へみな味方しましょう...
吉川英治 「三国志」
...敵方の警戒ぶりを聞くと...
吉川英治 「三国志」
...これは何か敵方に考えがあってのことにちがいないから...
吉川英治 「三国志」
...敵方の目じるしになるぞ」あたりはたちまち暗瞑(あんめい)の地獄(じごく)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ほぼ敵方の実体と...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵方なる甲斐の武田家に引き取られ...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵方の兵数を推(お)し量(はか)るとき...
吉川英治 「新書太閤記」
...吉川、小早川の敵方へ、信長の死が伝わったのは、わずかそれから数時間の後――同日の午下がり頃だったと、後で聞いた事だった...
吉川英治 「茶漬三略」
...逸(いち)はやく敵方へ知れよう...
吉川英治 「源頼朝」
...敵方に身を投じて来たのは...
吉川英治 「源頼朝」
...敵方の名目人である源次郎少年が...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索