...「あの戦闘で敵方に勝った...
...「敵方の戦略を読むのは難しい...
...「敵方が進軍してきた...
...「敵方の攻撃をかわす...
...「敵方との交渉は困難だ...
...その勢にさすがの敵方もピストルをうち放ち...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...敵方(あいかた)のメアリーを叩き起し...
久生十蘭 「魔都」
...それとも、敵方から、計略で食わされたとですか? この大切な問題の最中に、一番責任のあるあなたが、こんな考えのない、……仲仕の代表、玉井金五郎が河豚中毒で死んだ...
火野葦平 「花と龍」
...三遊の飯を食ってやがって敵方の柳派のおん大将ンとこへ入っちまいやがるなんて...
正岡容 「小説 圓朝」
...敵方からねらわれ...
柳田国男 「故郷七十年」
...「どうせ、敵方の馬、どうなろうと、抛(ほう)って行けばよいでしょう」先へ気の急ぐ人々はいったが、斎藤下野は、かぶりを振って、「農家の駄馬ですら、わが厩を知って田からひとりで帰る...
吉川英治 「上杉謙信」
...自分の仮病は敵方に対する当面の一謀(ぼう)に過ぎない旨を語って...
吉川英治 「三国志」
...敵方の諜者か刺客に相違ございません...
吉川英治 「私本太平記」
...門前にうようよと市(いち)をなして来る客とは物がちがいまする」「そちはひどく敵方の将を賞(ほ)めそやすの」「敵でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵方の本城地へ肉薄して来たものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...帰らねば、城門のうえから、岩石でも、喰らわせてやれ」長政の意を体して、城門のさむらいは、すぐ駈けもどって行ったが、また、他の部将が来ては、「なんといっても、敵方の使者は、城門の下に立って、帰りません...
吉川英治 「新書太閤記」
...かねて敵方の死骸から剥(は)いでおいた人夫の短い衣服を膝にひろげている...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の心が敵方に反映し...
吉川英治 「新書太閤記」
...味方敵方の意識に圧しられて...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵方なる甲斐の武田家に引き取られ...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉を狙う敵方の将たちを...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵方の諜者を入れこむ惧(おそ)れがある...
吉川英治 「無宿人国記」
...敵方から大久保藩を頼って身を寄せた沢山な浪人の一人だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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