...とても今の火星王を敵にまわして...
海野十三 「火星兵団」
...「敵の司令機が、無電を打ち始めました」「えっ、無電を……さては、見つかったか...
海野十三 「地球要塞」
...ああ敵です...
海野十三 「電気鳩」
...敵の手にどんな武器が握られているかを知ることが出来れば...
海野十三 「東京要塞」
...賢吉少年は、へんだなとおもいましたが、まさか、ハヤブサ丸に、敵がいるなんて、おもいもよらず、少年探偵団長の小林君がよんでいるとあっては、団員として、命令に、そむくわけにいきませんから、つい、うっかりと、その水夫のあとについていきました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...即ち敵手国(あいてこく)に屈従をあえてするという意味である...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...また死んだまねをして敵の攻撃をのがれる虫もある...
丘浅次郎 「自然界の虚偽」
...8.和譯P.1421.夜間忍び寄る敵を鐡條網が喰ひとめる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...こうして死んでしまえば敵も味方もなく...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...お前の亭主の敵は討ってやるから」平次は何やら思い当ることがある様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...我國の兵備未だ以て之に敵對するに足らず...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...曩(さ)きに奇貨(きか)とし重んじたる彼(か)の敵国の人物を目(もく)して不臣不忠(ふしんふちゅう)と唱(とな)え...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...自分に敵する物の物音らしく思われる...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...敵の一人が槍をふるって突っかけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...決して敵ではない孔明を刺してしまうなどは...
吉川英治 「三国志」
...その愛くるしい中にある不敵な眸に会って...
吉川英治 「新書太閤記」
...この大敵をひろった事は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...国内の敵しか彼の眼には映らなかったからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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