...一挙に敵主力を捕捉殲滅したウルム作戦の壮観は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...敵国の爆撃機が飛んできて...
海野十三 「空襲葬送曲」
...敵機の爆音が……」「うむ...
海野十三 「東京要塞」
...敵意のないのを示した...
海野十三 「流線間諜」
...仇敵黄金仮面に対する深讎綿々(しんしゅうめんめん)たる闘志を...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...真に露国人に愛国心が起って日本を敵としなくなった...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...そして敵から見られなくなつた事に氣が付いた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...また敵の運動量を借りて自分の衝撃を助長しているように見えた...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...今は他の敵わが前に現はるゝもの追ひ打たむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人民これがために苦しむの時、前面の敵、上杉謙信がこれを聞いて、武田に使を送って曰(いわ)く、吾と君と争うところのものは武勇にあって、米塩にあらず、南人もし塩を送らざれば北塩を以て君に供せん――といって価(あたい)を平らかにして信玄の国へ塩を売らしめたというのは、史上有名なる逸話であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...前に言う如く、この夜は、月光燦(さん)として鏡の如き宵であったから、敵も味方も、ありありとたがいの面を見ることができる...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼の仇敵(かたき)にして跳びかかってくる...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...走者は正方形(前回の図を参照すべし)の四辺を一周せんとする者にして一歩もこの線外に出ずるを許さずしかしてこの線上において一たび敵の球に触るれば立どころに討ち死(除外(アウト))を遂ぐべし...
正岡子規 「ベースボール」
...いてもれえてえね――敵も味方もなしにして――おいらも...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...旗本の人びとも追躡(ついじょう)する敵を撃退しつつ浜松城下までひきしりぞいた...
山本周五郎 「死處」
...有馬ぐちの敵をふせげ」彼は声をからした...
吉川英治 「私本太平記」
...こうしたら敵も決戦に出てくるに相違ない...
吉川英治 「新書太閤記」
...やらじと甲冑の敵に組みついている猛者(もさ)も見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
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