...それに搭載して敵国の中枢部を破壊する革命的兵器は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...木島君の敵討(かたきう)ちをしなけりゃならないからね」話しているところへ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...敵か味方か、勝つか敗けるか、殺すか殺されるか、――白雲は峯頭に起るも、或は庵中閑打坐は許されないであろう...
種田山頭火 「私を語る」
...世にあるただ一つの敵は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...火山の外輪というのが素敵でしてな...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは立派な女敵討...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...敵の術策に最後まで思いおよばぬお人好しにまで自己を画きあげたほどの用意周到なオッペルトが...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...敵を知り己を知ることは戦ひに勝つ秘訣(ひけつ)である――と東洋の兵法は教へてゐる...
宮原晃一郎 「風変りな決闘」
...それにしても、謙信が、なぜそう引揚げを急いだかというに、彼の旗本と、敵の旗本とが、槍ぶすまを並べ合った、猛烈な死闘を現出したせつな、武田の方の原大隅が大声で、「すわやお味方の勝機は今この時と覚えまするぞ、あれあれ、妻女山のほうより夜来の別動隊、高坂どの、馬場どの、甘利どの、小山田どのなどの諸部隊、迅雲(はやぐも)の如くこれへ駆けて来まするわ!」と、何度も呶鳴っていたからであった...
吉川英治 「上杉謙信」
...討たれぬ前に手をあげて敵へ降服してしまう者のほうが多かった...
吉川英治 「三国志」
...「鷲津の兵が背後から来る」「丸根の敵も」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...鳴海に残っている敵の岡部元信の動静をも確かめた上...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵の首を上げたり...
吉川英治 「新書太閤記」
...熾烈(しれつ)な敵もあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたたび馬を回(かえ)して敵の中へ突入して行った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...敵だっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...塵芥焼(あくたやき)一五月十五日の蕭々(しょうしょう)と降りけぶる五月雨(さみだれ)のなかで、彰義隊の第一赤隊(あかたい)の一兵士である露八の土肥庄次郎は、雨と血と泥土(でいど)にまみれながら、「畜生、畜生」黒門口の番小屋の脇に積みかさねてある畳の砲塁(ほうるい)を楯(たて)にして、広小路の敵を、狙撃(そげき)していた...
吉川英治 「松のや露八」
...敵に取ったということは尊敬に価する証拠であるというにあるであろう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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