...彼のエネルギッシュな敵娼(あいかた)の理解を得ることができず...
海野十三 「幸運の黒子」
...飽くまで自分の力を以て敵を斃(たお)すのだ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...何時(いつ)でも敵手(あひて)になり申(まう)さう...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...鋭鎗取りて憤然と走り出づれば敵將を 380アプロヂ,テーは神力に易く雲霧の中隱し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...誰が仲間だか敵だかよく分らないので困る...
豊島与志雄 「女客一週間」
...鹿柴(ろくさい)を持ってきて壁や敵に火を放った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「敵討襤褸錦(かたきうちつづれのにしき)」の大詰なぞ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...それでも槍を使わせると素敵(すてき)だったぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...遺された敵の屍体(したい)はまたしても数千を算したが...
中島敦 「李陵」
...敵の所在が斯(こ)う判然(はっきり)わかると...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...敵は猛烈に射っています...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...実に蔵書家の大敵でこの微虫のためにどれ程貴重な資料が失われるか料り知るべからずと言うものだ...
牧野富太郎 「植物記」
...敵中作敵の計に成功したものといえる...
吉川英治 「三国志」
...敵国(てきこく)の間者(かんじゃ)であろう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...天下は挙げて信長の敵と化したかの観がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...だが木下勘解由、木下助右、山田平市郎、谷平助、芳野宮内などの旗本が、つづいて、駈け登って来るやいな、「しまッた」と、さけび合い、「敵には、追いがかりの計があったと覚(おぼ)ゆるぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――敵は射るとも...
吉川英治 「源頼朝」
...一五八八年の無敵艦隊敗滅以来...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??