...一種の疑いを持ちながら自然と敬いの態度を現わした...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...彼の態度は結局敬い奉るのであった...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...わたしの真の敬い...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...仏教を愛し、敬い、これを信ずる心がなくては、とうてい、仏教をほんとうに知ることはできないのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...相手を絶対に愛し敬い...
高神覚昇 「般若心経講義」
...平生(へいぜい)菅公の霊を畏(おそ)れ敬い...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...アカイアの衆中われに敬いたす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...地上の最も楽しく最も好(よ)いものとして敬い尊(たっと)び愛さねばならぬものだ...
永井荷風 「夏の町」
...勿論「怖れ」と「敬い」との混同は我々文明人にもあるとは云える...
中島敦 「南島譚」
...この淫夫(いんぷ)を天のごとく敬い尊み...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...伊金を仏ごとく敬い福利を祈る...
南方熊楠 「十二支考」
...私はだから尚更あの人の素面で経た辛苦を尊敬いたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(c)わたしが最も敬い奉る人々はわたしの最も尊敬しない人たちであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もしここに私があなたの真価に日頃ささげている敬いの心を言い表わさなかったら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ある人は在銘のものを敬い...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...われら身をきよめ御身を敬いまつることを人に弘め...
横光利一 「旅愁」
...と唱えて敬い畏れた...
吉川英治 「三国志」
...天を敬いさえすれば福を得る...
和辻哲郎 「孔子」
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