...余を愛せざる兄弟姉妹(?)の眼よりは余は聖典の教訓に逆(さか)らいしもの...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...御教訓に依って、目がさめました、なんて言ってね...
太宰治 「女類」
...教訓になると思う人は...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...実に卓越した教訓に充ちている...
戸坂潤 「読書法」
...いささか個人的の教訓に資すべき事柄を談(はな)したいと思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...またわれわれが『論語』や『聖書』を読み万世不朽(ふきゅう)の金言と称せらるる教訓に触(ふ)れても...
新渡戸稲造 「自警録」
...日本の国は教訓については(道徳とは言わぬ)沙漠(さばく)の時代であった...
新渡戸稲造 「自警録」
...いちいち味わうべき教訓に満ちている...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...道徳や処世の教訓にされる和歌の類とかも...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...誠に申分なき教訓にして左こそありたきことなれども...
福沢諭吉 「女大学評論」
...織縫績(うみ)緝(つむぎ)怠る可らずとは至極の教訓にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...就中(なかんずく)よく青年輩の指導教訓に力を致したことは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...いい教訓になった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...しかしともかく教訓になることだからな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...ちょうど老人が自分の過去のあやまちを振返りながら後に来る者が再び同じあやまちをしないようにと青年に対して与える教訓に似ている...
三木清 「如何に読書すべきか」
...自分の死を自らの教訓にしようとしているとは! このような一大事に直面してまで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういうくどい・先生ぶった・教訓におちそうになると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...実はこの父の教訓にほかならない...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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