...敏速な対応が求められる場合がある...
...この仕事には敏速さが必要だ...
...彼は敏速な動きで相手をかわした...
...敏速なアクションを求める声が上がっている...
...敏速に行動することが成功の鍵である...
...彼はなにか仕事でもする時のような敏速さで後始末をはじめた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...彼の敏速な推断を下す材料を与えたものだったのだが...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...合衆國亦敏速なる手段を執るの必要あるは痛切に感ずる所なり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その敏速に往來し...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...警察の手配が他のどこよりもはるかに敏速に行なわれるからであって...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...深い心を持たずして――今それを測(はか)ってみたのではないが――敏速な想像力と...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...彼らから聴き出した知識を逐一(ちくいち)もっとも敏速に通牒(つうちょう)せよ――そして...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...刻々に推移してしかも一般人の生活の歴史に重大な関係をもつ社会事相に敏速に応じ...
宮本百合子 「明日の言葉」
...勉は機会をうかがい敏速に数百部の雑誌を運び出してしまった...
「小祝の一家」
...我々は病気のときよりも健康のときに、より目覚めた精神、より敏速な記憶、より力ある思想を持ちはしないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...半兵衛はすばらしい敏速さで追いつめ...
山本周五郎 「風流太平記」
...ご命令に敏速ならざる罪は...
吉川英治 「黒田如水」
...進退の敏速を欠く...
吉川英治 「黒田如水」
...が――君は、自然で敏速で、民衆にふれている...
吉川英治 「三国志」
...敏速に起ち上がれないのは連環馬(れんかんば)の致命的な弱点だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...船蔵の鼠のように敏速だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「よしっ」調べの済んだ船には、関宿河役人(せきやどかわやくにん)という判のすわった検札を渡し、「次! ――次っ――」と、敏速に、手分けして、役人たちは飛び移ってくる...
吉川英治 「旗岡巡査」
...同一国において資本が常に一つの地方から他の地方に移る敏速さとを考慮すれば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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